実力急上昇中!大島祐哉のこれからの伸びしろに期待! | 卓球専門WEBメディア「Rallys(ラリーズ)」
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2017.07.01

実力急上昇中!大島祐哉のこれからの伸びしろに期待!

*写真は大島祐哉(木下グループ)

“イケメン卓球プレーヤー”として、多くの女性ファンを虜にしている大島祐哉。その甘いマスクとは裏腹に、力強いプレーが特徴の男子卓球選手です。今回は、そんな大島祐哉の生い立ちやプロフィール、主な戦績についてご紹介します。

大島祐哉のプロフィール

大島祐哉(おおしま ゆうや)は1994年3月5日生まれ、京都府綾部市出身の男子卓球選手。現在、水谷隼や松平健太と同じスポーツクラブ、「木下グループ」に所属しています。

彼が卓球に出会ったのは小学2年生のとき。当時は、まだ卓球にのめり込んでおらず、地元クラブチームで仲間と一緒に楽しむ程度でした。中学生となったある日、卓球インターハイの強豪校として知られる京都・東山高校の練習に誘われたのです。走り幅跳びで6m50cmをマークなど、当時から大島祐哉はその身体能力の高さが評価されていましたが、その結果がこの誘致につながりました。

東山高校での練習をきっかけに、大島祐哉は本格的に卓球と向き合うようになります。そのまま東山高校に進学し、卒業後は、卓球部が有名な早稲田大学へと進みました。スポーツ科学部で勉強に取り組む傍ら、早稲田大学卓球部で練習に励み、それまで苦手としていたバックドライブを強化することに成功。大学進学によって得たものは大きかったのです。

2012年・2014年に行われた全日本大学総合選手権(個人の部)では3位に終わったものの、全日本学生選抜選手権では見事優勝。さらに、2014年・2015年の全日本選手権でベスト16にも輝いています。そして、2017年、ドイツのデュッセルドルフで行われた世界選手権では森薗政崇とダブルスを組み、1969年、ミュンヘンで行われた世界選手権の長谷川信彦、田阪登紀夫組以来、48年ぶりの銀メダルを獲得しました。

大島祐哉のプレースタイルと使用しているラケット

大島祐哉のプレースタイルで注目したい点は、強靱な体力とフィジカルです。特に、足腰の強さが高く評価されています。ダイナミックなフットワークを中陣で見せつつ、ラリー中にパワードライブを繰り出し、反撃に転じる姿は必見です。

強烈なフォアハンドも持ち味のひとつ。高い身体能力を生かしたフォアドライブは時速150キロを超え、前述のフットワークを併用しつつ、攻撃的な卓球を展開します。

彼のプレースタイルを支えるラケットは日本の総合スポーツメーカー、「MIZUNO」の「フォルティウスFT」。スピーディかつ威力のあるボールと、繊細な台上処理を求めるプレーヤーに最適のモデルです。7枚合板によって構成されるこちらのラケットですが、一般的に木製のラケットは特殊素材のものに比べて“弾き”が落ちてしまいがち。しかし、大島祐哉は自身のフィジカルを強化することで、その弱点を補っているようです。

「フォルティウスFT」の設計に携わったのは元日本代表の藤沼亜衣。繊細なボールタッチが求められる場面でも活躍できるよう、フィット感を重視しているラケットです。なお、「FT」とは「Fine Touch」の略で、打球感がダイレクトに伝わるような設計となっています。

そんな「フォルティウスFT」と組み合わせているのは両面裏ソフトラバー。大島祐哉は中国製のブルースポンジでできた、粘着ラバーを使用しています。

大島祐哉の世界ランキング

2018年9月の段階での世界ランキングは28位です。2015年ITTFワールドツアーの中国オープンでの快進撃によって、大島祐哉の世界ランクが60位から22位へと急上昇しました。

大島祐哉の主な戦績

早稲田大学に入学後、めきめきと卓球選手としての頭角を現し始めた大島祐哉。2015年には、森薗政崇とダブルスを組み、世界選手権蘇州大会へ初出場を果たし、ベスト8という好戦績を残しました。同年、2015ITTFワールドツアーのクロアチアオープンでダブルス優勝、フィリピンオープンで優勝、オーストラリアオープンで3位(アンダー21では準優勝)、ジャパンオープンで3位(アンダー21では優勝)、そして第28回ユニバーシアード競技大会では、シングルス・ダブルス共に準優勝を飾っています。

そんな彼が世界的に注目されることになったきっかけが、2015年ITTFワールドツアーの中国オープンです。当時、世界ランク5位だったドイツのオフチャロフを1回戦で破り、続く2回戦は、当時世界ランク11位の丹羽孝希にも勝利。同大会の3回戦では、当時世界ランク15位の荘智淵からも勝利を勝ち取っています。

戦績のすばらしさはもちろんのこと、それ以上に注目したいのが大島祐哉の強靱な体力です。3回戦まで、すべてフルセットに持ち込んだ末での勝利は、彼自身の体力がいかに優れているか証明しています。なお、準決勝では当時世界ランク1位だった中国の馬龍に惜しくも敗れますが、フルセットまで王者を追い込んだ姿に世界中の卓球ファンが驚きました。

この大会での活躍によって、オリンピック代表選手候補として、その名があがります。2016年に開催されたリオオリンピックの切符は逃したものの、リザーブメンバーとして帯同したのです。

その後も、2015ITTFワールドツアー・チェコオープン(アンダー21)や2015ITTFプロツアー・グランドファイナル(ダブルス)、2016ITTFワールドツアー・ドイツオープン(ダブルス)、ポーランドオープン(ダブルス)、スウェーデンオープンなど、世界的な大会で優れた戦績を残すことに。今年、2017年においても、2017ITTFワールドツアー・インドオープン(ダブルス)、カタールオープン(ダブルス)、第29回ユニバーシアード(ダブルス)で優勝を果たしています。

確かな実力者の大島祐哉

イケメン卓球選手としての知名度だけでなく、その実力の高さも評価されている大島祐哉。今後、更なる伸びしろに期待が高まる大島祐哉に注目です。

文:ラリーズ編集部
写真:千葉格/アフロ

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