文:ラリーズ編集部
<令和2年度秋季関西学生リーグ戦(1・2部) 9月4日~6日・横大路運動公園体育館>
関西学生卓球連盟は、9月4~6日の日程で令和2年度秋季関西学生リーグ戦(1・2部)を開催する。新型コロナウイルスの影響で各地で大会の中止・延期が相次いでいるが、アンケート調査で各大学の大会参加許可が下りていることや参加意思のある部が多いことから開催されることとなった。
また、8月の高校生の京都大会に引き続き、関西の大学生が競う熱戦の模様をLabolive(ラボライブ)がインターネット中継で生配信することが決まった。
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関西学生リーグが開幕
関西学生卓球連盟は、新型コロナウイルスの影響で新人大会、春季リーグを中止しており、秋季リーグが今季初の大会となる。
新型コロナウイルスの感染予防のため無観客での開催となり、大会会場へ入場できるのは、参加申込書に記名された選手、監督、コーチ、大会役員関係者のみとなる。
試合間には換気の時間を設け、プレーヤーも握手代わりに一礼、ラケット交換は対戦相手のラケットに触れず互いに見せ合うのみ、チェンジエンドなしなどで感染予防を徹底する。
写真:昨秋関西大学の53年ぶりリーグ優勝に貢献した福本卓朗(関西大)/撮影:ラリーズ編集部
通常は6シングルス1ダブルスの7試合で争われるが、今大会は5シングルスで競技が行われる。さらに男子1部は8校中3校、女子1部は8校中2校、女子2部は6校中2校が参加を見送っているが、今季のリーグ昇降格はないという。また、3部、4部の試合も10月29日~11月12日の日程で予定されている。
無観客ながらもライブ配信
ラボライブは3日間の全試合を中継する予定だ。卓球の試合をネット生中継で配信する会社であるラボライブは、これまでも関東学生リーグや全日本卓球選手権などを中継し、「生で卓球の試合が見たい」という卓球ファンの願いに応えてきた。
先日も高校生の総体代替試合である京都府高等学校卓球選手権大会(夏期大会)を中継し、大きな話題を呼んだ。
写真:皆川優香/撮影:ハヤシマコ
関東学生リーグが注目されがちだが、2019年のインカレで、関西学院大学が男子ベスト4、女子ベスト8と全国上位に入っている。また、新人としてTリーガーの皆川優香が、女子2部の大阪成蹊大学に加わっている。
昨秋の関西学生リーグでは男子は関西大学が、女子は関西学院大学が優勝を果たしており、ハイレベルな関西の大学生たちの晴れ舞台をインターネットを通して観戦することが可能となった。