アメリカ卓球界でも男女対決 女子エースのチャン・リリーが見事白星 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:チャン・リリー(アメリカ)/提供:ittfworld

大会報道 アメリカ卓球界でも男女対決 女子エースのチャン・リリーが見事白星

2020.09.18

文:ラリーズ編集部

<卓球 THURSDAY NIGHT LIVE :T2 CHALLENGE 第7戦 2020年9月17日>

9月17日、「THURSDAY NIGHT LIVE :T2 CHALLENGE」シリーズ第7戦が行われ、アメリカ女子のエースであるチャン・リリーが、17歳の男子Aditya Godhwaniを下した。

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THURSDAY NIGHT LIVE :T2 CHALLENGE

「THURSDAY NIGHT LIVE」は、毎週木曜日の夜に卓球を人々に届けるというコンセプトで行われているアメリカの独自大会。T2ダイヤモンドを運営したT2卓球リーグ(T2 Table Tennis League)とアメリカ卓球協会(USATT)が共同で開催している。

ルールは、T2ダイヤモンドと同じく、デュースなしの1ゲーム11点先取、試合時間が24分を越えた場合は1ゲーム5点先取のFAST5へと移行する。

“男女の戦い”が1つのコンセプトになっており、第6戦までに4試合の男女対決が設けられている。日本でも「2020 JAPAN オールスタードリームマッチ」で男女日本代表が対決し、話題となったが、アメリカ卓球界の今大会では取り入れられており、第7戦でも男女の対戦が見られた。

チャン・リリーが男子選手下す

今回の試合は、女子最新世界ランキング27位のチャン・リリーが、安定した卓球を見せ、ゲームカウント4-1で男子選手を相手に勝利を収めた。


写真:チャン・リリー(アメリカ)/提供:ittfworld

チャン・リリーは、2019年の女子ワールドカップで日本の平野美宇(日本生命)に4-3で勝利しベスト4と国際大会で活躍する実力を積み重ねてきた選手だ。男子選手相手にもミスのない両ハンドを披露し、ゲームカウント3-1でリードした。4ゲーム目で24分を超えたため、5ゲーム目は5点先取のFAST5に。


写真:敗れた男子のAditya Godhwani(アメリカ)/提供:ittfworld

最後はネットインを上手く拾ったチャン・リリーが、1点をもぎ取り5-3で勝負あり。ゲームカウント4-1でチャン・リリーが、男子選手のAditya Godhwaniから勝ち星をあげた。

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詳細スコア

チーム結果

チームバタフライ 5-2 チームニッタク

第1戦

〇チャン・カイ 4-3 Tom Feng

第2戦

〇Sharon Alguetti 4-0 リュウ・ファン

第3戦

〇Adar Alguetti 4-3 ワン・エイミー

第4戦

LEIBOVITZ Tahl 1-4 〇ウー・ユエ

第5戦

〇Huijing Wang 4-0 Michael Tran

第6戦

ニキル・クマール 1-4 〇周新

第7戦

〇チャン・リリー 4-1 Aditya Godhwani

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