文:ラリーズ編集部
11日、卓球Tリーグは、14日に開催される「2020 JAPAN オールスタードリームマッチ」にて、ロボットを活用したリモート観戦席「FutureBox Seatβ」の実証実験を、実施することを発表した。
ロボットを用いたリモート観戦
新型コロナウイルス感染予防のため、ドリームマッチは無観客で開催されることがすでに発表されている。
今回実施される「Future Box Seatβ」は、ロボットを通して遠隔で楽しめるリモート観戦席だ。選手に応援の拍手を送ることや、ロボットの頭についたカメラを自由に360度動かし観戦すること、モニターに自分の顔を表示し選手と会話を楽しむなど、遠隔ながらも会場にいるかのような観戦の実現を目指している。
写真:ロボットを活用したリモート観戦席/提供:Tリーグ
「Future Box Seatβ」は、すでに2020年7月14日に札幌ドームで行われたプロ野球「日本ハムファイターズvs千葉ロッテマリーンズ」の試合で実証実験として先行導入された実績があり、今回卓球界でも無観客開催のドリームマッチで導入されることとなった。
今回の実施では、主催者側が音声・映像・拍手指示をしたものを観戦するゲスト観戦(音声・映像配信のみ)となる。ただ、ロボットはコートレベルに設置されるため、普段の観客席とは違った観戦を楽しむことができる。このゲスト観戦は、クラウドファンディングに支援した卓球ファンを対象に実施されるという。