文:ラリーズ編集部
<ITTF男子ワールドカップ 2020年11月13日~15日>
14日、男子ワールドカップ2日目・決勝トーナメント1回戦で丹羽孝希(スヴェンソン)が張禹珍(ジャンウジン・韓国)と対戦した。随所で得意のカウンタープレーを見せた丹羽がゲームカウント3-1とリードを広げたが、張の粘りの前に逆転負けを喫した。
>>卓球・男子ワールドカップの出場者発表 日本からは張本智和、丹羽孝希が登場
逆境からの張の粘り勝ち
互いに相手の逆をつくコース取りで得点を奪い合う展開が多くなったが、勝負どころで思い切った回り込みを見せた丹羽が第1ゲームを制した。続く第2ゲームは張が取り返したが、第3ゲームのカウンターの応酬を丹羽が制し、再び1ゲームのリードを奪った。流れをつかんだ丹羽が第4ゲームも連取し、勝利に王手をかけた。
しかし、ここから張が驚異の粘りを見せ、フルゲームデュースの接戦をものにした。
丹羽は敗れたが、先に8強入りを決めていた張本智和(木下グループ)が14日夜の準々決勝に進んでおり、マティアス・ファルク(スウェーデン)と対戦する予定だ。
男子W杯決勝T・1回戦結果
丹羽孝希 3-4 〇張禹珍(ジャンウジン・韓国)
13-11/4-11/14-12/11-8/9-11/7-11/10-12
写真:張禹珍(ジャンウジン・韓国)/提供:ittfworld
準々決勝の対戦カード
張本智和 vs マティアス・ファルク
ドミトリ・オフチャロフ vs 馬龍
樊振東 vs 林昀儒
張禹珍 vs 鄭栄植