"ドイツの守護神"フィルス、2勝あげチームは勝利<卓球・ドイツブンデスリーガ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:ルーウェン・フィルス/提供:ittfworld

大会報道 “ドイツの守護神”フィルス、2勝あげチームは勝利<卓球・ドイツブンデスリーガ>

2020.11.30

文:ラリーズ編集部

<ドイツブンデスリーガ第7、8、9節 11月22日、27日、28日>

2020-2021シーズンのドイツ・ブンデスリーガ第7節、8、9節が開催された。

クアドリ・アルナ(ナイジェリア)とルーウェン・フィルス(ドイツ)が所属するフルダ・マーバーツェルがバート・ホンブルクに3-1で勝利した。

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“ドイツの守護神”フィルスが大活躍

今シーズンここまで2勝4敗と負け越しているフルダ・マーバーツェルだが、対するバート・ホンブルクは今シーズン未勝利のチーム。下位脱出のためにも、是が非でも勝ち星を掴みたい一戦であった。


写真:ルーウェン・フィルス/提供:ittfworld

フルダ・マーバーツェルからは、トップにルーウェン・フィルス(ドイツ)が出場。フィルスは32歳のベテランカットマンで、世界選手権の団体戦で強さを示し”ドイツの守護神”の異名を持つ選手だ。

この試合はフルゲームにもつれる接戦となったが、フィルスがベテランの落ち着きを見せて勝利を挙げ、チームを勢いに乗せる。続くセカンドのムン・ファンボー(ドイツ)は敗れたものの、サードのアルナが勝利し、フォースには再びフィルスが出場。

第1試合と同じくフルゲームとなったが、最終ゲームは11-5と、さすがの安定感を見せて勝利。フィルスの2点取りの活躍で、フルダ・マーバーツェルが今シーズン3勝目を挙げた。

ケーニヒスホーフェンが熱戦を制す

また、27日に行われた第7節の試合では、ケーニヒスホーフェンとオクセンハウゼンが対戦。


写真:キリアン・オート/提供:ittfworld

オクセンハウゼンは、シモン・ゴジ(フランス)、カナック・ジャー(アメリカ)など、実力者を揃える強豪チームだ。

ケーニヒスホーフェンにとっては苦しい戦いが予想されたが、キリアン・オート(ドイツ)がセカンドシングルスでカナック・ジャーに勝利。試合はラストダブルスまでもつれ込んだが、オートはダブルスにも出場し、見事勝利。単複2点取りの活躍を見せたオートが、チームに今シーズン3勝目をもたらした。

2020-2021 ドイツ・ブンデスリーガ第7節結果

〇ケーニヒスホーフェン 3-2 オクセンハウゼン

Filip Zeljko(クロアチア)0-3 シモン・ゴジ(フランス)〇
〇バスティアン・シュテガー(ドイツ)3-1 Samuel Kulczycki(ポーランド)
〇キリアン・オート(ドイツ)3-2 カナック・ジャー(アメリカ)
バスティアン・シュテガー 2-3 シモン・ゴジ〇
〇キリアン・オート/Filip Zeljko 3-1 Samuel Kulczycki/カナック・ジャー

2020-2021 ドイツ・ブンデスリーガ第8節結果

〇ミュールハウゼン 3-1 ケーニヒスホーフェン

〇ダニエル・ハーベソン(オーストリア)3-1 バスティアン・シュテガー
Lubomir Jancarik(チェコ)1-3 Filip Zeljko〇
〇ステファン・メンゲル(ドイツ)3-2 Abdel-Kader Salifou(フランス)
〇ダニエル・ハーベソン 3-1 Filip Zeljko

2020-2021 ドイツ・ブンデスリーガ第9節結果

〇フルダ・マーバーツェル 3-1 バート・ホンブルク

〇ルーウェン・フィルス(ドイツ)3-2 Lev Katsman(ロシア)
ムン・ファンボー(ドイツ)0-3 Rares Sipos(ルーマニア)〇
〇クアドリ・アルナ(ナイジェリア)3-0 Maksim Grebnev(ロシア)
〇ルーウェン・フィルス 3-2 Rares Sipos

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