盤石の布陣 デュッセルドルフ、首位攻防戦制す<卓球・ドイツブンデスリーガ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:クリスチャン・カールソン/提供:ittfworld

大会報道 盤石の布陣 デュッセルドルフ、首位攻防戦制す<卓球・ドイツブンデスリーガ>

2020.11.20

文:ラリーズ編集部

<ドイツブンデスリーガ第7節&第8節 11月15日、18日>

2020-2021シーズンのドイツ・ブンデスリーガ第7節と第8節が開催され、首位のボルシア・デュッセルドルフが2位のノイ・ウルムに3-0で勝利し、首位をキープ。開幕からの連勝を8に伸ばした。

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好調のノイ・ウルムを撃破

開幕以来首位の座をキープし続けているデュッセルドルフは、新型コロナウイルスの影響で出遅れたもののここまでリーグ無敗をキープしている2位のノイ・ウルムと対戦した。


写真:クリスチャン・カールソン/提供:ittfworld

デュッセルドルフからは、クリスチャン・カールソン(スウェーデン)がトップで出場。同じチームのアントン・ケルベリ(スウェーデン)の活躍に隠れてはいるが、カールソンもここまで5戦5勝とリーグ戦無敗を記録しており、この日も勝利が期待された。

対戦相手の郝帥(ハオシュアイ・中国)は、過去に許昕(シュシン・中国)や馬龍(マロン・中国)に勝利経験のある37歳のベテラン選手。激戦が予想されたが、カールソンは1ゲーム目を11-5で制す。そこから、郝帥に反撃のスキを与えず、2ゲームを連取してストレート勝利を収めた。

この勝利で勢いに乗ったデュッセルドルフは、続くティモ・ボル(ドイツ)、ケルベリも勝利を収め、マッチカウント3-0で完勝。首位攻防戦を制し、2位との差を広げた。

ミュールハウゼンは連敗を阻止

第7節では、ミュールハウゼンとグレンツァオが対戦した。


写真:ダニエル・ハーベソン/提供:ittfworld

両チームとも第6節は黒星をつけられており、特にグレンツァオは、開幕以来未勝利。何としてでも勝ちが欲しい両チームの対決は、まずはミュールハウゼンのトップ、ステファン・メンゲル(ドイツ)が先制する。続くダニエル・ハーベソン(オーストリア)も、世界ランキング85位(2020年11月現在)のクリスチャン・プレテア(ルーマニア)に勝利し、ミュールハウゼンが王手をかける。そして、ラストも勝利を収め、マッチカウント3-0でミュールハウゼンが連敗を阻止した。

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2020-2021 ドイツ・ブンデスリーガ第7節 結果

〇ミュールハウゼン 3-0 グレンツァオ

〇ステファン・メンゲル 3-1 Ioannis Sgouropoulos(ギリシャ)
〇ダニエル・ハーベソン 3-0 クリスチャン・プレテア
〇Lubomir Jancarik(チェコ)3-1 Robin Devos(ベルギー)

〇ベルクノイシュタッド 3-1 ノイ・ウルム

ベネディクト・デューダ(ドイツ)2-3 郝帥(ハオシャイ・中国)〇
〇ステファン・フェゲル(オーストリア)3-2 エマニュエル・ルベッソン(フランス)
〇アルバーロ・ロブレス(スペイン)3-1 ティアゴ・アポロニア(ポルトガル)
〇ベネディクト・デューダ 3-1 エマニュエル・ルベッソン

2020-2021 ドイツ・ブンデスリーガ第8節 結果

〇ボルシア・デュッセルドルフ 3-0 ノイ・ウルム

〇クリスチャン・カールソン 3-0 郝帥
〇ティモ・ボル 3-2 エマニュエル・ルベッソン
〇アントン・ケルベリ 3-2 ティアゴ・アポロニア