国際卓球連盟、WTT中東シリーズはバブルシステム採用 開催地と確認 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:WTTマカオの様子/提供:ittfworld

卓球ニュース 国際卓球連盟、WTT中東シリーズはバブルシステム採用 開催地と確認

2021.02.17

文:ラリーズ編集部

国際卓球連盟(ITTF)は16日、カタール公衆衛生大臣顧問コンサルタントと会談し、2月28日から3月20日で開催予定のWTT中東シリーズとカタール・ドーハでの五輪予選について協議した。

バブルシステムを採用し安全を期す

今回の会談では、大会参加者の健康と安全の確保のため、カタールが他大会でも成功しているバブルシステム(大会終了まで出場選手と関係者だけの隔離空間で運営する大会システム)を採用することが確認された。カタール政府が定める厳しい規制が適用され、規則を破った者には厳しい罰則が科されることになるという。また、観客の立ち入りは禁止となる。

ITTF側は、より高いレベルの安全を確保するため、大会参加者には出発の7日前と72時間前の2回の検査も義務付けている。

ITTFのスティーブ・デイントンCEOは「何よりもまず第一に、再び大会を開催できることに興奮と喜びを感じている。本日の電話会談を受けて、カタールでの大会が成功し、参加者の健康と安全を確保するために最大限の努力が払われることを確信した」とコメントしている。

参考:WTTコンテンダーとWTTスターコンテンダー

WTT中東シリーズとは、ITTFによって2021年からワールドツアーに代わって行われる新大会WTTのカタール・ドーハで開催される大会のことだ。2月28日~3月6日でWTTコンテンダー、3月6日~3月13日でWTTスターコンテンダーがそれぞれ行われ、日本選手も張本智和(木下グループ)や伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)らが参戦する。

WTTコンテンダー

WTTコンテンダーは、シングルスの本戦は男女各32名、ダブルスは男女混合各16ペアで争われる。予選は、シングルスでは男女各96名、混合ダブルスでは男女各32組の選手が出場する。

賞金総額200,000ドルが割り当てられており、世界ランキングポイントはシングルス優勝者に400ポイントが付与される。

WTTスターコンテンダー

WTTスターコンテンダーは、シングルスの本戦で男女各48名、ダブルスの本戦で男女混合各16ペアで争われる。予選は、シングルスでは男女各64名、混合ダブルスでは32ペアで構成される。

賞金総額は400,000ドルとなっており、世界ランキングポイントはシングルス優勝者に600ポイントが与えられる。

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