文:ラリーズ編集部
<第90回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部) 7月1日~4日 場所:島津アリーナ京都>
2日、全日本大学総合卓球選手権団体の部が2日目を迎え、男女予選リーグが終了。各リーグ1位と2位の大学が決勝トーナメントに進出した。
強豪校が順当に決勝トーナメントへ
インカレ予選リーグでは、男女ともに強豪校が順当に決勝トーナメント進出を決めた。
写真:田中佑汰(愛知工業大学)/撮影:ラリーズ編集部
2019年度大会王者の愛知工業大学は、男女ともに2勝0敗で文句なしの1位通過。宇田幸矢、戸上隼輔を擁する明治大学も1位通過を果たした。その他にも、専修大学、早稲田大学、中央大学などのインカレ常連校が男女ともに決勝トーナメントに進出した。
3日目男子見どころ
3日目はいよいよ決勝トーナメントが行われる。抽選の結果、優勝候補筆頭の明治大学と愛知工業大学(以下、愛工大)は、決勝戦まで当たらない組み合わせとなった。
愛工大は、初戦で慶應義塾大学と対戦する。予選リーグ2位通過の慶應義塾大学は、2020年関西学生秋季リーグ敢闘賞の楊奇真(関西学院大学)から勝利を挙げた林亮宏と、東北福祉大学戦で単複2勝を挙げた窪田直希が主軸の、今大会勢いに乗っているチームの一つだ。
対する愛工大もアジア選手権選考会1位の木造や、全日本選手権3位の田中を筆頭に、ベストメンバーで挑むことが予想され、熱戦が期待できる。
またその他にも、早稲田大学vs大正大学、同志社大学vs埼玉工業大学など、1回戦から好カードが実現。一戦たりとも目が話せない。なお、男子団体は、3日でベスト4までを決定する。
3日目女子見どころ
写真:大川真実(愛知工業大学)/撮影:ラリーズ編集部
女子団体では、2019年度王者・愛工大が、1回戦で龍谷大学と激突する。
愛工大は、先日の東海学生選手権女子ダブルスを制した大川真実、岡田琴菜を筆頭に、シングルス優勝の信田ことみなどが脇を固めるチーム。予選リーグの2試合では、いずれもマッチカウント3-0のストレート勝利を収めており、優勝に向けて死角はない。対する龍谷大学も、関西学生リーグ1部所属の強豪校。1回戦から白熱した試合となることが予想される。
またその他にも、大阪成蹊大学vs中京学院大学、高知工科大学vs関西学院大学など、注目の組み合わせが多数実現している。なお、女子団体も男子同様、3日でベスト4までを決定する。
決勝トーナメント1回戦組み合わせ
男子
愛知工業大学 ー 慶應義塾大学
北陸大学 ー 朝日大学
早稲田大学 ー 大正大学
龍谷大学 ー 法政大学
中央大学 ー 高知工科大学
鹿児島国際大学 ー 中京大学
日本大学 ー 西日本工業大学
大阪経済法科大学 ー 専修大学
関西学院大学 ー 中京学院大学
近畿大学 ー 立命館大学
明治大学 ー 新潟大学
同志社大学 ー 埼玉工業大学
日本体育大学 ー 東京経済大学
八戸工業大学 ー 神奈川大学
福岡大学 ー 関西大学
札幌大学 ー 筑波大学
女子
愛知工業大学 ー 龍谷大学
東北福祉大学 ー 早稲田大学
同志社大学 ー 愛知大学
大正大学 ー 福岡大学
専修大学 ー 青森大学
関西大学 ー 筑波大学
大阪成蹊大学 ー 中京学院大学
朝日大学 ー 金城大学
京都産業大学 ー 青山学院大学
新潟大学 ー 東京富士大学
國學院大學 ー 東京女子体育大学
高知工科大学 ー 関西学院大学
日本大学 ー 中京大学
東京経済大学 ー 神戸松蔭女子学院大学
日本体育大学 ー 淑徳大学
立命館大学 ー 熊本学園大学