【パラ卓球】女子高生から70代まで アジアと世界大会へ向け合同合宿 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

大会報道 【パラ卓球】女子高生から70代まで アジアと世界大会へ向け合同合宿

2018.10.02

*写真は左からパラ卓球世界選手権代表の別所キミエ(70)、茶田ゆきみ(30)、友野有理(18)

2日、パラ卓球日本代表がアジアパラと世界選手権に向けた直前合宿を公開した。 パラ卓球協会(正式名称:日本肢体不自由者卓球協会 、会⻑:畠山講史郎)が主催した合同合宿は、お台場の日本財団パラアリーナにて行われ、障がいのクラスの違う代表選手たちが一同に集った。

パラ卓球は障害の種類と度合いにより種目が10クラスに分かれているが、今回の合宿には、リオパラリンピック代表で最年長の別所キミエ(70)から高校生パラアスリートの友野友理(18)、斉藤元希(17)まで幅広い年齢とクラスの選手が参加した。

パラ卓球協会会⻑の畠山氏

プロコーチとして有名な時吉佑一氏や新井卓将氏、Youtuber Xiaとして人気の下川裕平氏らもコーチ、ヒッティングパートナーを務めながら打法の指導などを行い、大舞台を前にした日本選手団にとって、質の高い最終調整となった。。

パラ卓球のリブランディングを図る協会広報の立石氏

また、合宿後の会見ではパラ卓球協会広報担当の立石イオタ良二氏より、協会のロゴ、WEBサイトのリニューアルが発表された。「今回、2020年をきっかけにパラ卓球の魅力をもっと多くの方に伝えていくため、ホームページ、ロゴをリニューアルしました。代表選手たちは障がいを個性ととらえ、弱点を補うために個性的な戦型を進化させてきました。各選手のストーリーをWEBで見て欲しい」(立石氏)とパラ卓球の魅力を訴えた。

アジアパラは10月6日(土)からジャカルタ(インドネシア)にて世界選手権は10月15日(月)からラーシュコーツェリェ(スロベニア)で開催され、各種目でのメダル獲得に期待が高まる。

文・写真:ラリーズ編集部