文:ラリーズ編集部
国際卓球連盟(ITTF)は1月30日、2022年第5週の世界ランキングを発表した。2021年より世界ランキングは新方式となり、以前の月1回の更新から毎週火曜日に1回更新される形式に変更されている。
また、世界ランキングの新制度や新型コロナウイルスの影響から、2020年12月時点のポイントが長らく保持されていたが、その割合が50%から20%に引き下げられたことで、ランキングが大きく変動した。特に2021年国際大会に出場し、好成績を収めた選手のランキングが大きく上がっている。
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カルデラノが自身最高の3位へ
トップ10の顔ぶれに大きな変化はなかったが、ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)が3ランクアップし、自信最高位である3位を記録した。世界選手権で準優勝の活躍したトルルス・モーレゴード(スウェーデン)が、13位ランクを上げて18位となっている。
日本では、上位陣に大きな変化はないが、2022年の全日本選手権男子シングルスを制した戸上隼輔(明治大)が一気に順位を21上げて75位となった。
世界シングルストップ10、日本男子シングルスの50位までの選手は以下の通り。
男子シングルス世界ランキングトップ10
1 樊振東(中国) 8598
2 馬龍(中国) 5404
3 ウーゴ・カルデラノ(ブラジル) 4913
4 張本智和(日本) 4608
5 梁靖崑(中国) 3841
6 ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ) 3798
7 林昀儒(チャイニーズタイペイ) 3705
8 ティモ・ボル(ドイツ) 3512
9 許昕(中国) 3452
10 林高遠(中国) 3303
※選手名右の数字はランキングポイント
日本男子シングルス世界ランキング(50位以内)
4 張本智和(木下グループ) 4608
23 丹羽孝希(スヴェンソン) 2112
28 水谷隼(木下グループ) 1864
50 宇田幸矢(明治大学) 1258
※選手名右の数字はランキングポイント
男子ダブルス世界ランキングトップ5
1 クリスチャン・カールソン/マティアス・ファルク(スウェーデン) 2242
2 張禹珍/林鐘勲(韓国) 1903
3 戸上隼輔/宇田幸矢(日本) 1574
4 林高遠/梁靖崑(中国) 1138
5 鄭栄植/李尚洙(韓国) 1024
※選手名右の数字はランキングポイント