文：ラリーズ編集部
＜2022 LION CUP TOP32 日時：3月5日～6日 場所：アリーナ立川立飛＞
5日、アリーナ立川立飛にて、第1回パリ五輪選考会を兼ねたLION CUP TOP32が開幕し、女子シングルスで長﨑美柚（日本生命）が女子シングルスベスト4に進出した。長﨑は準々決勝で伊藤美誠（スターツ）を下す金星を挙げ、中国・成都で行われる世界選手権2022の代表内定を勝ち取った。
試合後、長﨑が報道陣の取材に応じた。
長﨑美柚コメント
写真：長﨑美柚（日本生命）/撮影：ラリーズ編集部
今の気持ちは
試合が終わって、木原美悠（JOCエリートアカデミー/星槎）が待っててくれて、「次の世界選手権は一緒に行こうね」って言っていたので、その約束が果たせて嬉しかったです。ライバルでもありますが、親友でもあるので。
伊藤美誠選手との試合を振り返って
最後まで自分の戦術、プレースタイルを崩さずに、最後の一球まで諦めずにできたことが勝因だと思います。
この一年、あまり自分の卓球は良くない年で、全日本明けて、自分の原点に立ち返って、1から卓球を始めた感じでした。
Tリーグで少しずつ成果が出てきた実感があって、この選考会にはいい準備ができたと思います。いろんな人の力を借りて、自分の卓球を半分くらい取り戻せてきた感じです。
写真：長﨑美柚（日本生命）/撮影：ラリーズ編集部
原点とは
岸田クラブの頃にずっと教えてもらったコーチに見てもらって、今まではこれができた、今はこれができていないという課題に一つずつ取り組んでいきました。
伊藤美誠選手との試合だったが
今、持っている自分の技術に間違いはないと思ったので、それを発揮できるかというのを初戦から試していきました。
2000年生まれの伊藤、平野、早田の3人は手強いが
その3人は昔から強くて、私は2歳しか違わないんですが、なんでこんなに差があるんだろうなって思うときもありました（笑）。
でも今まではすごいな、だけだったんですけど、自分の課題を見つけて練習を繰り返して、対戦したときには今度はこれができている、と前向きに捉えることができました。
自分でもやればできる、と思って、その先輩たちに挑戦するのが楽しいです。
長﨑美柚、女子シングルス結果
1回戦
〇長﨑美柚 4-0 菅澤柚花里（四天王寺高）
11-4/11-2/11-3/11-8
2回戦
〇長﨑美柚 4-3 森さくら
14-12/11-7/2-11/4-11/4-11/14-12/11-7
準々決勝
〇長﨑美柚 4-2 伊藤美誠
10-12/11-3/7-11/11-9/11-7/12-10
潜入・愛工大名電
潜入・高校卓球部
潜入・大学卓球部
