文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTシンガポールスマッシュ2022 日時:3月7日~20日 場所:シンガポール>
15日、WTTシンガポールスマッシュ2022男子シングルス3回戦で宇田幸矢(明治大)が林鐘勲(イムジョンフン・韓国)をゲームカウント3-1で下し、ベスト8進出を決めた。
宇田幸矢 vs 林鐘勲
前日の2回戦では、“ドイツの皇帝”ティモ・ボルをフルゲームで下し、勝ち上がってきた宇田。対するは1回戦で林高遠(リンガオユエン・中国)、2回戦でサティアン・グナナセカラン(インド)を破った韓国のサウスポー林鐘勲だ。
日韓サウスポー対決は第1ゲーム、序盤リードした宇田だったが、終盤に追いつかれ9-9に。そこからチキータとフォアフリックでレシーブエース2本を奪った宇田に第1ゲームは軍配が上がった。
ベンチには同級生の戸上隼輔(明治大)が入り、宇田にアドバイスを送る。第2ゲームは林鐘勲が、ラリー展開に持ち込み得点を重ねるが、宇田はサービスからの3球目やレシーブからの4球目の早い展開で得点を重ねる。第2ゲームも宇田が競り合いをものにした。
しかし、第3ゲームは林鐘勲ペースで進み、宇田は3-11でゲームを落としてしまう。第4ゲームもラリーでミスを誘われた宇田だったが粘りを見せ、第4ゲームを12-10で奪い、ゲームカウント3-1で宇田が勝利を収めた。
勝利した宇田は準々決勝で邱党(キュウダン・ドイツ)と対戦する。
宇田幸矢、試合後の会場コメント
3回戦振り返り
1ゲーム目の出だしから自分のいい形で入ることができて2-0とリードすることができたので、途中挽回される場面もあったんですけど、最後までしっかり戦術を組み立てることができて良かったです。
準々決勝邱党との試合に向けて
世界選手権で邱党選手には負けているので、しっかり準備してリベンジできるように頑張りたいです。
男子シングルス3回戦
写真:林鐘勲(韓国)/提供:WTT
〇宇田幸矢(明治大) 3–1 林鐘勲(韓国)
11-9/12-10/3-11/12-10