卓球界初、7歳以下の育成支えるプロジェクトが始動 世界の頂点を目指して | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

ニュース 卓球界初、7歳以下の育成支えるプロジェクトが始動 世界の頂点を目指して

2018.10.17

*写真は全日本ホープス王者・松島輝空の妹、松島美空(まつしま みく)

16日、一般財団法人KODAMA国際教育財団が、公益財団法人日本卓球協会の後援を受けて日本卓球界で初めてとなるU-7卓球選手育成事業を立ち上げたことが明らかになった。

事業の一環として、U-7世代(小学一年生以下)の強化・育成支援を目的として「未来のメダリスト基金」を設立し、世界基準の育成強化プロジェクト「未来のメダリストプロジェクト」を行う。そして、その育成プロジェクトの第1弾として、強化合宿が11月29日〜12月2日までの4日間、静岡県磐田市にて予定されている。

一般財団法人KODAMA国際教育財団 理事長 兒玉圭司氏(左)と公益財団法人日本卓球協会 強化本部長 宮﨑義仁氏(右)
写真提供:一般財団法人KODAMA国際教育財団

平成30年度全日本選手権ホーブス・カブ・バンビの部で決勝トーナメントに勝ち残った小学1年生以下の選手が参加資格を与えられており、この合宿中に行われる総当たり戦で1位になった選手はH31年度HNT(ホープスナショナルチーム)選手とする他、H30年度HNT合宿への参加が認められるため、重要な意味を持つ。

世界の頂点に立つべく、より低年齢層からの強化が求められる中、いよいよその具体策が始まったと言える。ここから、世界に羽ばたくアスリートが輩出されることが期待される。

強化合宿 参加予定選手

<男子>
大野 颯真(ABBEY・鹿児島) 小1
岡村 尚弥(ピンポン備前・岡山) 小1
木方 瑛介(KYOWA KIRIN T.T.S・埼玉) 小1
小林 右京(ピンテック・愛知) 小1
椎名 海斗(卓桜会栃木卓球センター・栃木) 小1
柴田 洸 (STライトニング・富山) 小1
柴田 優星(STライトニング・富山) 幼
中野 純大(宇土クラブ・大分) 小1
中村 来哉(酒尻卓球キッズ・神奈川) 小1
茂木 海奈斗(TIT・群馬) 小1

<女子>
石田心美(石田卓球クラブ・福岡) 小1
榎本佳純(きらり川南スポーツクラブ・山形) 小1
梶原咲那(福島卓球クラブ・徳島) 小1
中田宇海(仙台ジュニアクラブ・仙台) 小1
西村月奈(Hachitaku・東京) 小1
藤原伊織(秋田卓球会館スポーツ少年団・秋田) 小1
松島美空(田阪卓研・京都) 幼
峯いちほ(ヴィスポことひら・香川) 幼
山本祐萊(インフTTS・広島) 幼
吉岡咲(マイダス・千葉) 小1

文・写真:ラリーズ編集部