文:ラリーズ編集部
“フランスの新星”ルブラン兄弟の兄であるアレクシス・ルブランが、4月5日更新の世界ユースランキングで自身初の1位に輝き、12日更新のランキングでも1位をキープした。
兄が1位で弟は7位
ルブラン兄弟とは、昨年11月WTTコンテンダー・ノボメストで当時世界ランキング1024位だった15歳の弟・フェリックスが、当時世界ランキング25位だった荘智淵(チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ)を下したことで注目を浴び、それ以降の国際大会でも華々しい活躍を続けている、フランスの兄弟選手。
写真:ルブラン兄弟の弟・フェリックス/提供:WTT
今回ユースランキングで1位となった兄のアレクシスは現在18歳。実績は弟のフェリックスにも引けを取らず、直近では先月のWTTコンテンダードーハ男子シングルスで日本の神巧也(ティラミッシモ)を破り、最終的にベスト4まで勝ち進んだ。
また、弟のフェリックスもユースランキングを着々と挙げ続け、12日の更新時点で7位に位置している。
写真:ルブラン兄弟の兄・アレクシス/提供:WTT
ちなみに、顔や髪型が良く似ているルブラン兄弟だが、兄のアレクシスがシェークハンド、弟のフェリックスはペンホルダーと、兄弟で戦型が異なるのが大きな特徴でもある。
2年後に彼らの地元・パリで開催されるパリ五輪時には、年代的にアレクシスが21歳、フェリックスは18歳となっている。最大でも3つしかない五輪代表の枠を勝ち取ることは容易ではないが、この半年の彼らの活躍を見ると、兄弟で五輪代表入りのニュースが聞けることを期待せずにはいられない。