文:ラリーズ編集部
<第72回全日本実業団卓球選手権大会 日時:2022年6月30日(木)~7月3日(日) 場所:アミノバリューホール(鳴門市民体育館)>
今年で72回を数える全日本実業団選手権。大会2日目となる1日は男女の第1ステージ(予選リーグ)に加え、男子の決勝トーナメント(第2ステージ)の一部が行われた。
男女第1ステージ
9時から行われた男子第1ステージでは、日本卓球リーグに参戦しているクローバー歯科カスピッズ、関西卓球アカデミー、ケアリッツアンドパートナーズ(東京)などが順当に第2ステージ進出を決めた。また、地元のパナソニックエナジー徳島や出場選手最年長の55歳・大栗寛を擁する徳島大正銀行も第2ステージに進出した。
写真:阿部里歩(豊田自動織機)/撮影:ラリーズ編集部
女子第1ステージでは、日本卓球リーグ1部に所属する昭和電工マテリアルズや2部優勝を果たした豊田自動織機らが1勝を挙げた。また、2部所属の百十四銀行は2チームから勝利を収め、第2ステージ進出に向けて弾みをつけた。
男子第2ステージ
15時から行われた男子第2ステージにはリーグ戦を突破した12チームが登場し、しのぎを削った。
写真:西康洋と川上尚也(日野キングフィッシャーズ)/撮影:ラリーズ編集部
日本リーグ1部所属の日野キングフィッシャーズや2部所属の協和発酵バイオが勝利を挙げた他、愛知県代表の三五が徳島大正銀行を下し、2回戦に駒を進めた。また、三五の2回戦の相手となる日鉄物流ブレイザーズはすでに今大会の棄権を発表しているため、三五は自動的にベスト16進出が確定した。
2日見どころ
大会3日目となる2日から、男子ではシードチームが登場する。神巧也や松平健太といった日本代表経験者を揃えるファーストや前期日本リーグ王者のシチズン時計などが第1ステージ、第2ステージを勝ち上がってきたチームを迎え撃つ。
女子は第1ステージに加え、準々決勝までが予定され、ベスト4が出揃う。果たしてどのチームが3年ぶりの全日本実業団を制するのか。男女共に目が離せない。
男子第1ステージ結果
グループ1
1位 パナソニックエナジー徳島(徳島) 2勝0敗
2位 JFE京浜(神奈川) 1勝1敗
3位 秋田県庁(秋田) 0勝2敗
グループ2
1位 協和発酵バイオ(山口) 2勝0敗
2位 イコマ北海道(北海道) 1勝1敗
3位 日本製鉄瀬戸内製鉄所(兵庫) 0勝2敗
グループ3
1位 JR東日本高崎(群馬) 2勝0敗
2位 王子製紙(株)米子工場(鳥取) 1勝1敗
3位 大阪ガス(大阪) 0勝2敗
グループ4
1位 鹿児島相互信用金庫(鹿児島)1勝0敗
2位 日本特殊陶業(株)(愛知) 0勝1敗
3位 佐久総合病院(長野) 棄権
グループ5
1位 ケアリッツアンドパートナーズ(東京)3勝0敗
2位 岐阜信用金庫(岐阜)2勝1敗
3位 シンコー(広島)1勝2敗
4位 三菱重工長崎(長崎)0勝3敗
グループ6
1位 関西卓球アカデミー(大阪)2勝0敗
2位 東京ガス千葉(千葉)1勝1敗
3位 JR東日本新潟(新潟) 0勝2敗
グループ7
1位 NTN桑名(三重) 2勝0敗
2位 (一社)P-CONECT(埼玉) 1勝1敗
3位 SHARP(奈良) 0勝2敗
グループ8
1位 徳島大正銀行(徳島)2勝0敗
2位 ケアリッツ・アンド・パートナーズ(神奈川) 1勝1敗
3位 札幌市役所(北海道) 0勝2敗
グループ9
1位 (株)三五(愛知) 2勝0敗
2位 日本製鉄大阪(大阪) 1勝1敗
3位 トクヤマ(山口) 0勝2敗
グループ10
1位 所沢市役所(埼玉) 2勝0敗
2位 高松機械工業株式会社(香川) 1勝1敗
3位 岐阜市役所(岐阜) 0勝2敗
グループ11
1位 NTT東日本 東京(東京) 2勝0敗
2位 リマテック九州(大分) 1勝1敗
3位 NIPRO(株)(秋田) 0勝2敗
グループ12
1位 栃木銀行(栃木) 2勝0敗
2位 DENSO(静岡) 1勝1敗
3位 JFE(広島) 0勝2敗
グループ13
1位 (株)アマタケ(茨城) 2勝0敗
2位 北越メタル(株)(新潟) 1勝1敗
3位 京セラ滋賀(滋賀) 0勝2敗
グループ14
1位 豊田自動織機(愛知) 2勝0敗
2位 三菱自動車水島(岡山) 1勝1敗
3位 ケアリッツ埼玉(埼玉) 0勝2敗
グループ15
1位 日野キングフィッシャーズ(東京)2勝0敗
2位 デンソーテン(兵庫)1勝1敗
3位 香川県庁(香川)0勝2敗
グループ16
1位 日本郵政(兵庫) 2勝0敗
2位 京セラ鹿児島(鹿児島) 1勝1敗
3位 コカ・コーラボトラーズジャパン(広島) 0勝2敗
グループ17
1位 日本化薬(新潟) 1勝1敗 (勝5/敗3)
2位 日本精工(神奈川) 1勝1敗 (勝4/敗5)
3位 古河電工(三重)1勝1敗 (勝3/敗4)
※勝率により順位決定
グループ18
1位 トヨタ自動車(愛知) 2勝0敗
2位 東京都庁(東京) 1勝1敗
3位 光洋シーリングテクノ(株)(徳島) 0勝2敗
グループ19
1位 クローバー歯科カスピッズ(大阪)2勝0敗
2位 倉敷化工(岡山) 1勝1敗
3位 本田技研工業(株)(栃木)0勝2敗
グループ20
1位 日製日立(茨城) 2勝0敗
2位 長野松代総合病院(長野) 1勝1敗
3位 三菱電機(香川) 0勝2敗
グループ21
1位 埼玉縣信用金庫(埼玉) 2勝0敗
2位 Kawasaki(岐阜) 1勝1敗
3位 Panasonic(大分) 0勝2敗
グループ22
1位 東芝(神奈川) 2勝0敗
2位 堺市役所(大阪) 1勝1敗
3位 日立笠戸(山口) 0勝2敗
グループ23
1位 北広島市役所(広島) 2勝0敗
2位 秋田市役所(秋田) 1勝1敗
3位 スズキ(静岡) 0勝2敗
グループ24
1位 湘南信用金庫(神奈川) 2勝0敗
2位 島津製作所(京都) 1勝1敗
3位 日本工営(福島)0勝2敗(1試合棄権)
グループ25
1位 松戸市役所(千葉) 2勝0敗
2位 (株)トランテックス(石川) 1勝1敗
3位 JR東日本仙台(宮城) 0勝2敗
グループ26
1位 瀬戸内スチール(広島) 3勝0敗
2位 ケアリッツ大阪(大阪) 2勝1敗
3位 JR東日本東京(東京) 1勝2敗
4位 百五銀行(三重) 0勝3敗 ※棄権
グループ27
1位 フジ(愛媛) 2勝0敗
2位 YOYO TAKKYU(東京) 1勝1敗
3位 村田製作所(滋賀) 0勝2敗
グループ28
1位 JR北海道(北海道) 2勝0敗
2位 しずおか焼津信用金庫(静岡) 1勝1敗
3位 Honda(埼玉) 0勝2敗
グループ29
1位 日本製鉄大分(大分) 2勝0敗
2位 三菱重工名古屋(愛知) 1勝1敗
3位(株)トランテックス古河(茨城) 0勝2敗
グループ30
1位 中国電力(山口) 2勝0敗
2位 パナソニック(大阪) 1勝1敗
3位 SUBARU(群馬)0勝2敗
男子第2ステージ1回戦結果
写真:土井雄介と中道飛之(日本郵政)/撮影:ラリーズ編集部
〇協和発酵バイオ(山口)3-0 パナソニックエナジー徳島(徳島)
〇(株)三五(愛知)3-2 徳島大正銀行(徳島)
〇日野キングフィッシャーズ(東京)3-0 豊田自動織機(愛知)
◯東芝(神奈川)3-2 北広島市役所(広島)
◯日本郵政(兵庫)3-1 日本化薬(新潟)
◯日本製鉄大分(大分)3-1 中国電力(山口)
女子第1ステージリーグ戦経過(7/1時点)
グループ1
写真:横山有沙と松澤帆乃果(百十四銀行)/撮影:ラリーズ編集部
十六銀行(岐阜) 0勝2敗
(株)百十四銀行(香川) 2勝0敗
キャノンメディカル(東京) 1勝1敗
オークワ(和歌山) 1勝1敗
グループ2
中国電力(広島) 1勝0敗
北伊勢上野信用金庫(三重) 0勝2敗
ケアリッツアンドパートナーズ(東京) 1勝0敗
グループ3
1位 四国銀行(高知) 1勝0敗
2位 住友電工伊丹(兵庫) 0勝1敗
3位 サンリツ(東京) 0勝2敗 ※棄権
グループ4
写真:柴田優依(鹿児島相互信用金庫)/撮影:ラリーズ編集部
1位 鹿児島相互信用金庫(鹿児島) 1勝0敗
2位 日立笠戸(山口) 0勝1敗
3位 デンソー(静岡) 0勝2敗 ※棄権
グループ5
豊田自動織機(愛知) 1勝0敗
JR北海道(北海道) 1勝0敗
松戸市役所(千葉) 0勝2敗
グループ6
愛媛銀行(愛媛) 0勝2敗 ※棄権
NTT東日本 東京(東京) 1勝1敗
百五銀行(三重) 1勝1敗
グループ7
広島日野自動車(広島) 1勝0敗
トプコン(東京) 1勝0敗
岐阜信用金庫(岐阜) 0勝2敗
グループ8
昭和電工マテリアルズ(茨城) 1勝0敗
エクセディ(三重) 1勝0敗
デンソーテン(兵庫) 0勝2敗
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写真:御内健太郎(シチズン時計)/撮影:ラリーズ編集部
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