文:ラリーズ編集部
<2022年全日本卓球選手権大会(団体の部) 日程:10月14日~16日 場所:松元平野岡体育館(鹿児島県)>
14日から鹿児島県で、国内主要大会の1つである全日本選手権団体の部が行われる。
全日本選手権団体の部とは
毎年1月に行われる全日本選手権は個人種目で日本国内の頂点を決める大会であるが、今大会は団体戦で日本一を目指す戦いとなる。
出場するチームとしては、クローバー歯科カスピッズやシチズン時計、中国電力といった日本リーグ参戦チームや、愛知工業大学や四天王寺高校といった学生チーム、またジュニアナショナルチームや開催地代表チームも参戦する。
各チームには国内外で活躍する選手も多く所属しており、まさに日本No.1のチームを決める大会である。男女ともに予選リーグを行い、各リーグ上位2チームが決勝トーナメントに進出することができる。
男子団体見どころ
写真:シチズン時計/撮影:ラリーズ編集部
男子団体には、7月の全日本実業団選手権優勝のクローバー歯科カスピッズや、前期日本リーグ優勝のシチズン時計など、日本リーグ上位のチームが参戦する。全日本選手権シングルスでも上位進出選手を多く擁するチームが多く、今大会でも予選リーグ突破、上位進出が期待される。
写真:明治大学/撮影:ラリーズ編集部
また、学生のチームにも注目だ。インカレで優勝を収めた明治大学、インターハイで6連覇を成し遂げた愛工大名電高校、国際大会で活躍する数多くの選手を輩出している愛知工業大学など、強豪校が多数参戦し、上位進出を狙う。学生チームが実業団チームを倒す可能性も大いにある。
女子団体見どころ
写真:松平志穂(サンリツ)/撮影:ラリーズ編集部
女子団体では、前期日本リーグ優勝のサンリツや、全日本実業団選手権優勝の中国電力が出場し、優勝を目指す。日本リーグでは単複で活躍しているサンリツの松平志穂、永尾尭子、中国電力からはTリーグにも参戦している成本綾海らの起用に注目だ。
写真:横井咲桜と大藤沙月(ともに四天王寺高)/撮影:ラリーズ編集部
学生のチームにも要注目だ。前人未到のインターハイ9連覇を成し遂げた四天王寺高校や、インカレ優勝を果たした神戸松蔭女子大学などが参戦。Tリーグでも活躍している四天王寺高の横井咲桜、大藤沙月の活躍が期待される。学生チームが日本一に輝くのか、それとも社会人チームが意地を見せるのか。
男女とも予選リーグから注目試合ばかりとなっており、上位進出争い、優勝争いから目が離せない。第1ステージの予選リーグの組み合わせ、14日からの試合予定は以下の通り。
男子予選リーグ組み合わせ
Aグループ
愛知工業大学
NTT東日本 東京
日野キングフィッシャーズ
Bグループ
クローバー歯科カスピッズ
愛工大名電高校
ジュニアナショナルチーム
Cグループ
日鉄物流ブレイザーズ
鹿児島県選抜
野田学園高校
Dグループ
明治大学
シチズン時計
TOKYO GAS
女子予選リーグ組み合わせ
Aグループ
中国電力
四天王寺高校
ジュニアナショナルチーム
Bグループ
昭和電工マテリアルズ
愛知工業大学
明徳義塾高校
Cグループ
神戸松蔭女子学院大学
デンソー
鹿児島県相互信用金庫
Dグループ
サンリツ
鹿児島県選抜
NTT東日本 東京
14日試合予定
男子団体 12:30~15:30
愛知工業大学 – 日野キングフィッシャーズ
クローバー歯科カスピッズ – ジュニアナショナルチーム
日鉄物流ブレイザーズ – 野田学園高校
明治大学 – TOKYO GAS
男子団体 15:30~18:00
明治大学 – シチズン時計
愛知工業大学 – NTT東日本 東京
クローバー歯科カスピッズ – 愛工大名電高校
日鉄物流ブレイザーズ – 鹿児島県選抜
女子団体 12:30~15:30
中国電力 – ジュニアナショナルチーム
昭和電工マテリアルズ – 明徳義塾高校
神戸松蔭女子学園大学 – 鹿児島県相互信用金庫
サンリツ – NTT東日本 東京
女子団体 15:30~18:00
サンリツ – 鹿児島県選抜
中国電力 – 四天王寺高校
昭和電工マテリアルズ – 愛知工業大学
神戸松蔭女子学院大学 – デンソー