卓球人のこだわりグッズを紹介する「俺の卓球ギア」。
第108回となる今回は、全国国公立大学卓球大会3冠王で、2023年の全日本選手権では4回戦に進出した、景山拓海(関西高校→高知工科大学)の卓球ギアを紹介する。
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景山拓海の卓球ギア
写真:景山拓海の卓球ギア/提供:本人
戦型
右シェーク裏裏ドライブ型
ラケット
ティモ・ボルALC(FL・バタフライ)
ラバー
フォア:ディグ二クス09C(特厚・バタフライ)
バック:テナジー05(特厚・バタフライ)
こだわりの愛用品
バタフライのネストン・スポーツタオル(グリーン)
※ギアは2023年1月時点のもの
国公立3冠王の景山
景山は、姉が卓球をしていたことがきっかけでラケットを握った。本格的に強くなりたいと思うようになったのは、小学2年生の頃からだという。
地元鳥取県の境一中学に進学し腕を磨いた景山は、中学3年時には全中(全国中学生卓球大会)に出場、ベスト32入りを果たした。
景山自身も、全中出場を果たしたことは卓球人生のターニングポイントだったと語る。「全中出場をきっかけに、全国で自分の実力がどれだけ通用するかを試したくなった」と、高校は岡山県の名門・関西高校に進学を決めた。
写真:景山拓海(高知工科大学)/撮影:ラリーズ編集部
高校時代には、インターハイの団体戦でベスト8に入賞するなど、着実に力を付けた景山。大学は、国公立大学の強豪校である高知工科大学に進学した。
大学時代は、秋季リーグ四国学生卓球選手権大会3冠、全国国公立大学卓球大会3冠など、輝かしい実績を残している。
また4年ぶりに出場を決めた2023年の全日本選手権では、国公立大学勢で唯一4回戦に進出する躍進を見せた。
写真:景山拓海(高知工科大学)/撮影:ラリーズ編集部
「4年ぶりの全日本で4回戦に進出でき、少し自信を持つことができた。選手としてもっと活躍したいと思えるきっかけになりました」と自身の活躍を振り返り、さらなる飛躍を目指している。
>>「監督やベンチコーチのおかげ」国公立大勢唯一の4回戦進出、景山拓海の躍進<全日本卓球2023>
緻密なプレーを支える用具
そんな景山の使用用具は、ティモ・ボルALC(FL)にフォア:ディグ二クス09C(特厚)、バック:テナジー05(特厚)だ。
ブロックを主体に相手のミスを誘い、チャンスボールを確実に攻める緻密なプレーが持ち味の景山。
用具については、「ラケットは弾みの強いものが好きで、ラバーは回転重視にしています。フォア面のディグ二クス09Cは微粘着性ラバーなのでバックよりも回転がかかり、緩急を付けたプレーで相手を惑わすことができます」と、自身のプレースタイルに合わせた使用用具のこだわりを語ってくれた。
写真:景山拓海(高知工科大学)/撮影:ラリーズ編集部
また、こだわりの愛用品として、バタフライの「ネストン・スポーツタオル」を挙げた。
「ふとバタフライのタオルが欲しいと思い、探しているときにこのタオルを見つけ、一目見て可愛いなと思い購入し、それ以降使い続けています」
「今回の全日本選手権でも2日間そのタオルで挑みました。勝ってからは試合には必ず持っていきます」勝利には欠かすことのできないアイテムとなっているようだ。
写真:景山拓海(高知工科大)/撮影:ラリーズ編集部
今後の目標として、「学生最後のインカレでベスト8、全日学でシングルス、ダブルス共に絶対にランクに入り、優勝を狙いたい」と力強く語った景山。大学最後の年に、さらに活躍する姿を見せてくれることが楽しみだ。
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