文:ラリーズ編集部
<WTTフィーダーデュッセルドルフⅠ 日時:2月14日~17日 場所:ドイツ・デュッセルドルフ>
15日、ドイツで行われているWTTフィーダーデュッセルドルフⅠは2日目を迎え、男女シングルスの2回戦まで、ダブルス種目の1回戦が行われた。
張本美和がストレート勝利で好発進
女子シングルス2回戦に登場した張本美和(木下アカデミー)は、1回戦から勝ち上がってきたLUPULESKU Izabela(セルビア)と対戦。第1ゲームの序盤から、張本がフリックや力強いバックハンドで流れを持っていき、2ゲーム連続で奪う。
写真:LUPULESKU Izabela(セルビア)/提供:WTT
第3ゲームでも張本がリードするも、ミスが重なり点差は縮まる。それでも試合の主導権は張本が握り、10-8でマッチポイントに。LUPULESKUも2点を返してデュースとなるが、最後は張本のフォアハンドドライブが炸裂した。
写真:ビトル・イシイ(ブラジル)/提供:WTT
他、サウェータブット・ジニパ(タイ)やサビーネ・ウィンター(ドイツ)らが女子シングルスで勝ち星を挙げた。
男子シングルスではビトル・イシイ(ブラジル)やホラシオ・シフェンテス(アルゼンチン)、アルバーロ・ロブレス(スペイン)らが2回戦で勝利し、次戦へと進んでいる。
モルドバペアが接戦制す
写真:Andrei PUTUNTICA/Vladislav URSU(モルドバ)/提供:WTT
男子ダブルス1回戦ではCHUA Josh Shao Han/チュウ・ツェユ(シンガポール)ペアとAndrei PUTUNTICA/Vladislav URSU(モルドバ)ペアが対戦。ゲームカウント2-1とモルドバのペアがリードするが、第4ゲームのデュースを16-14でシンガポールペアが制す。
最終ゲームは先にモルドバのペアが10-9でマッチポイントを握る。シンガポールペアも1点を取り返すが、このデュースをモルドバのペアが制して接戦をものにした。
写真:アルバーロ・ロブレス/シャオ・マリア(スペイン)/提供:WTT
女子ダブルスではLeili MOSTAFAVI/オードリー・ザリフ(フランス)ペアがドイツペアにフルゲームの末勝利。混合ダブルスではアルバーロ・ロブレス/シャオ・マリア(スペイン)ペアがイタリアのペアに3-2で白星を飾った。
準々決勝では斉菲(チーフェイ)/LIU Yebo(中国)ペアとの対戦となる。
15日日本勢試合結果
女子シングルス2回戦
〇張本美和(木下アカデミー)3-0 LUPULESKU Izabela(セルビア)
11-4/11-4/12-10
16日日本勢試合予定
女子シングルス3回戦
張本美和(木下アカデミー) – 呉洋晨(ウーヤンチェン・中国)