文:ラリーズ編集部
<第50回記念全国高等学校選抜卓球大会 日時:3月24日~27日 場所:愛知県 スカイホール豊田>
24日から、愛知県のスカイホール豊田にて、第50回記念全国高等学校選抜卓球大会が行われる。第50回という節目の大会で、各選手が優勝を目指して勝負に挑む。競技が開始される25日には、各種目の予選リーグが行われる。
男子団体見どころ
予選では、A~Pブロックの各ブロックで4校によるリーグ戦が行われ、リーグ戦を勝ち抜いた1校のみが決勝トーナメントに進出する。
男子団体の注目はAブロック1番で登録されている愛工大名電だ。2023年の全日本ジュニア王者の萩原啓至、3位の坂井雄飛を筆頭に、多くの実力者が集う愛工大名電は、昨年度に成し得た7連覇に続き、今大会では8連覇を目指す。
写真:萩原啓至(愛工大名電高)/撮影:ラリーズ編集部
他ブロックでは、先日の東京選手権ジュニアの部で優勝を果たした、石井佑季を擁する福岡の名門希望が丘、今年度の関東大会で8年ぶりの優勝を果たした埼玉栄がぶつかり合うBブロック。
写真:石井佑季(希望が丘高)/撮影:ラリーズ編集部
前回大会に続き、2022年のインターハイで3位に入賞した出雲北陵が登録されているIブロックでは、2022年のインターハイにて、公立校ながらもベスト8に進出した長野工業が同じく登録されている。
各都道府県の強豪校が集う今大会では、予選リーグから決勝トーナメントさながらの激闘になることが予想される。
女子団体見どころ
女子団体では、愛工大名電と同じく8連覇を狙う、四天王寺に注目が集まる。
全日本選手権、Tリーグと幅広い活躍を見せる横井咲桜、大藤沙月らが卒業するも、現役Tリーガーの原芽衣を筆頭に、藤田知子らを擁し層の厚さが際立つ四天王寺が、新メンバーで優勝を目指す。
写真:藤田知子(四天王寺高)/撮影:ラリーズ編集部
北海道の強豪校・札幌大谷と、今年度の関東大会で準優勝の実績がある正智深谷がエントリーされているCブロックにも注目だ。
写真:岡るる(札幌大谷高)/撮影:ラリーズ編集部
また昨年度の全国選抜では3位に入賞した進徳女子と、栃木の名門・宇都宮文星女子がエントリーするHブロックなど、予選から激戦が予想される組み合わせとなった。
なおシングルスも開催され、各都道府県の団体予選で3位以下となった学校の選手のうち、出場資格を有する男女各1名と、開催地枠の男女各1名を加えた48名が優勝を争う。 なおシングルスでは、全国大会への出場経験がある選手は参加不可となっている。