文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTチャンピオンズ新郷 日程:4月9~15日 場所:中国・新郷>
9日から15日の7日間に渡り、WTTチャンピオンズ新郷が開催される。今大会の男子シングルスには日本から、張本智和(IMG)、宇田幸矢(明治大)、篠塚大登(愛知工業大)の3選手が参加する。
日本勢が同じブロックに固まる
WTTチャンピオンズは「地上最強の32名が集う大会」と銘打たれた大会で、規模としては、五輪や世界選手権と同格の「WTTグランドスマッシュ」、その一つ下の「WTTカップファイナル」に次ぐランクの大会となっている。
7日にはドロー抽選会が行われ、男女シングルスの1回戦の組み合わせが確定。抽選の結果、張本は1回戦でパトリック・フランチスカ(ドイツ)と対戦することが決まった。
写真:張本智和(IMG)/撮影:ラリーズ編集部
フランチスカは東京五輪ドイツ代表で、持ち前の大柄な体格と長身から繰り出される強力な両ハンドドライブが得意な選手。前回の対戦では張本がストレートで勝利を収めているが、一発勝負のトーナメントなだけに、油断は禁物だ。
写真:宇田幸矢(明治大)/提供:WTT
また、1回戦で篠塚は韓国代表の林鐘勲(イムジョンフン・韓国)、宇田は世界ランキング6位のトルルス・モーレゴード(スウェーデン)と激突する。
写真:篠塚大登(愛知工業大)/撮影:ラリーズ編集部
なお、張本と篠塚がそれぞれ1回戦を勝ち上がった場合、2回戦で対戦することとなり、早々に日本勢対決が実現する。また、宇田が2回戦を勝ち上がった場合、張本や篠塚のいるブロックの勝者と対戦することになる。
その他海外勢では、世界ランキング1位の樊振東(ファンジェンドン・中国)が、成長著しいフェリックス・ルブラン(フランス)と対戦。
また林昀儒(リンインジュ・チャイニーズタイペイ)はクアドリ・アルナ(ナイジェリア)との対戦となるなど、1回戦から注目の対戦カードが目白押しの今大会。
写真:樊振東(ファンジェンドン・中国)/撮影:ラリーズ編集部
並み居る強豪選手に勝利し、日本選手は上位に進出することが出来るか、注目だ。
日本選手の試合予定は以下の通り。
日本勢組み合わせ
男子シングルス1回戦
張本智和(IMG)- パトリック・フランチスカ(ドイツ)
篠塚大登(愛知工業大学)- 林鐘勲(イムジョンフン・韓国)
宇田幸矢(明治大)- トルルス・モーレゴード(スウェーデン)