文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTチャンピオンズマカオ2023 日時:4月17日~23日 場所:マカオ(中国)>
17日から開幕した、WTTチャンピオンズマカオ2023。20日は、男女シングルス2回戦が行われた。
男女共に8強出揃う
男子シングルス2回戦では、スロベニアのエース、ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)と、世界ランキング5位の梁靖崑(リャンジンクン・中国)が対戦。
写真:梁靖崑(リャンジンクン・中国)/提供:WTT
最初の2ゲームは梁が競り勝ち、勝利まで1ゲームに迫るも、第3ゲームはヨルジッチが11-5で取り返す。
激戦となった第4ゲームは、最後まで攻めたヨルジッチが13-11でもぎ取り、決着は最終ゲームへ。
写真:ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)/提供:WTT
互いに点を取り合う展開になるも、大きなラリーを制したヨルジッチが11-8で勝ち取り、ゲームカウント3-2でヨルジッチが梁を下した。
そのほか、ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)にゲームカウント3-1で勝利したウーゴ・カルデラノ(ブラジル)。
マティアス・ファルク(スウェーデン)に勝利した王楚欽(ワンチューチン・中国)らがベスト8入りを決めた。
写真:ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)/提供:WTT
女子シングルス2回戦では、アドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)と王藝迪(ワンイーディ・中国)が対戦。第1ゲームをディアスが13-11で先取するも、すぐに第2ゲームを取り返され、ゲームカウントは1-1に。
写真:アドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)/提供:WTT
しかし、第3ゲームをディアスがまたもやデュースの12-10でもぎ取り、王を追い込む形となる。
追い詰められた王だったが、そこから強さを見せてその後の2ゲームを連取し、ゲームカウント3-2で王が勝利した。
写真:王藝迪(ワンイーディ・中国)/提供:WTT
そのほか、ハン・イン(ドイツ)に0-2から逆転勝利を飾った孫穎莎(スンイーシャ・中国)や、快進撃を見せるベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)が準々決勝に駒を進めた。
写真:孫穎莎(スンイーシャ・中国)/提供:WTT
張本、早田が準々決勝に挑む
張本智和(智和企画)は、男子シングルス準々決勝で梁を破ったヨルジッチと対戦する。
張本、ヨルジッチともに中国選手を撃破し、波に乗っている今、この勝負は激戦が予想される。ここを乗り越え、4強入りを果たすことができるか注目だ。
写真:張本智和(智和企画)/提供:WTT
早田ひな(日本生命) は、女子シングルス準々決勝にて先日のWTTチャンピオンズ新郷2023でフルゲームデュースの激戦を演じた陳夢(チェンムン・中国)と対戦する。
早くも訪れた再戦の機会で、リベンジを果たすことができるか注目だ。
写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT
21日日本選手試合予定は以下の通り。
21日日本選手試合予定
男子シングルス準々決勝
張本智和(智和企画) – ダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)
女子シングルス準々決勝
早田ひな(日本生命) – 陳夢(チェンムン・中国)