文:ラリーズ編集部
5月20日から開幕した、世界卓球2023ダーバン大会。20日には、各種目の1回戦が行われた。
戸上、木原らが完勝
日本選手の初陣を切ったのは、男子シングルス1回戦に登場した吉村真晴(TEAM MAHARU)。Finn LUU(アメリカ)相手に、終始安定したプレーを見せ、ゲームカウン4-0で勝利。2回戦進出を決めた。
写真:吉村真晴(TEAM MAHARU)/提供:WTT
同じく男子シングルス1回戦に出場した戸上隼輔(明治大)は、トマス・ポランスキー(チェコ)と対戦。1ゲームを奪われるも攻撃的なプレーを見せ、ゲームカウント4-1で勝利。王楚欽(ワンチューチン・中国)の待つ2回戦へと進出した。
写真:戸上隼輔(明治大)/提供:WTT
また男子シングルスでは、安宰賢(アンジェヒョン・韓国)、マティアス・ファルク、アントン・ケルべリ(ともにスウェーデン)が1回戦で敗れるなど、今大会のレベルの高さを物語っている。
女子シングルス1回戦では、日本から木原美悠(木下グループ)が登場。Yadira SILVA(メキシコ)との対戦となり、木原の持ち味である速攻が光り快勝。ゲームカウント4-0で2回戦進出を決めた。
写真:木原美悠(木下グループ)/提供:WTT
男子ダブルス1回戦に出場した、世界ランキング2位の宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)はMarcos MADRID(メキシコ)/Jishan LIANG(アメリカ)の国際ペアと対戦。
写真:宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)/提供:WTT
終始攻撃的なプレーで得点を重ねた宇田/戸上がゲームカウント3-0で勝利。2回戦進出を決めた。
日本選手の試合結果は以下の通り。
20日試合結果
男子シングルス1回戦
〇吉村真晴(TEAM MAHARU)4-0 Finn LUU(アメリカ)
〇戸上隼輔(明治大)4-1 トマス・ポランスキー(チェコ)
女子シングルス1回戦
〇木原美悠(木下グループ)4-0 Yadira SILVA(メキシコ)
男子ダブルス1回戦
〇宇田幸矢/戸上隼輔(明治大)3-0 Marcos MADRID(メキシコ)/Jishan LIANG(アメリカ)
21日試合予定
男子シングルス1回戦
宇田幸矢(明治大)‐ Nicolas BURGOS(チリ)
張本智和(智和企画)‐ CHEW Zhe Yu Clarence(シンガポール)
及川瑞基(木下グループ)‐ Deni KOZUL(スロベニア)
女子シングルス1回戦
早田ひな(日本生命)‐ Sarah JALLI(アメリカ)
長﨑美柚(木下グループ)‐ Danisha PATEL(モルディブ)
平野美宇(木下グループ)‐ 曾尖(ゼンジャン・シンガポール)
伊藤美誠(スターツ)‐ Zauresh AKASHEVA(カザフスタン)
男子ダブルス1回戦
張本智和(智和企画)/吉村真晴(TEAM MAHARU)‐ 林高遠(リンガオユエン)/林詩棟(リンシドン・中国)
混合ダブルス1回戦
宇田幸矢(明治大)/木原美悠(木下グループ)‐ Aishath NAZIM/Moosa AHMED(モルディブ)