文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTスターコンテンダーリュブリャナ2023 日程:7月3日~7月9日 場所:リュブリャナ(スロベニア)>
8日、WTTスターコンテンダーリュブリャナ2023は大会6日目を迎えた。
木原美悠が8強入り果たす
女子シングルス準々決勝では、伊藤美誠(スターツ)が世界ランキング33位の中国の新星・蒯曼(クワイマン)と対戦。
写真:蒯曼(クワイマン・中国)/提供:WTT
蒯曼は19歳ながら、既にシニアの国際大会で優勝を飾っている実力者。さすがの伊藤も苦戦を強いられることが予想され、第1ゲームを蒯曼に先取されるも、第2ゲームから伊藤が3ゲーム連続奪取に成功。ゲームカウント3-1で伊藤が勝利をあげ、準決勝に駒を進めた。
写真:陳夢(チェンムン・中国)/提供:WTT
そして、同日の女子シングルス準決勝では、東京五輪シングルス金メダリストの陳夢(チェンムン・中国)と対戦。2戦連続での中国越えを狙った伊藤だが、序盤から陳夢に試合のペースを握られる。第3ゲームこそデュースまで粘るも取りきりることはできず、ゲームカウント0-3で敗北。決勝進出とはならなかった。
写真:戸上隼輔(明治大)/提供:WTT
男子シングルス準々決勝では、戸上隼輔(明治大)とウーゴ・カルデラノ(ブラジル)が対戦。6月に開催されたWTTコンテンダーザグレブに続く対戦となり、そのときは戸上が勝利していた今回はカルデラノに軍配が上がり、戸上は準決勝進出を逃した。
写真:王楚欽(ワンチューチン)と孫頴莎(スンイーシャ・中国)/提供:WTT
また、最終日に先立って混合ダブルス決勝が行われ、WTTコンテンダーザグレブを制した王楚欽(ワンチューチン)/孫頴莎(スンイーシャ・中国)ペアが国際大会連覇を達成した。
8日の日本選手試合結果
男子シングルス準々決勝
戸上隼輔(明治大)2-3 ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)〇
女子シングルス準々決勝
早田ひな(日本生命)2-3 孫頴莎(スンイーシャ・中国)〇
木原美悠(木下グループ)1-3 王曼昱(ワンマンユ・中国)〇
〇伊藤美誠(スターツ)3-1 蒯曼(クワイマン・中国)
女子シングルス準決勝
伊藤美誠(スターツ)0-3 陳夢(チェンムン・中国)〇
8日の試合予定
男子シングルス決勝
樊振東(ファンジェンドン・中国)- 王楚欽(ワンチューチン・中国)
女子シングルス決勝
孫頴莎(スンイーシャ・中国)- 陳夢(チェンムン・中国)
男子ダブルス決勝
向鵬(シャンパン)/林詩棟(リンシドン・中国)- 馬龍(マロン)/袁励岑(ユエンリィツェン・中国)
女子ダブルス決勝
倪夏蓮(ニーシャーリエン)/デヌッテ・サラウ(ルクセンブルク)- 王藝迪(ワンイーディ)/蒯曼(クワイマン・中国)