文:ラリーズ編集部
<第19回アジア競技大会卓球競技 日程:9月22日~10月2日 場所:杭州(中国)>
9月30日、第19回アジア競技大会卓球競技は大会9目を迎え、男子シングルス準々決勝が行われた。
張本が悔しい逆転負け
男子シングルス準々決勝では、張本智和(智和企画)と張禹珍(ジャンウジン・韓国)が対戦。シングルス世界ランキング13位、ダブルス世界ランキング1位の張禹珍(ジャンウジン・韓国)は、今大会韓国代表として男子団体銀メダル獲得に貢献した実力者。そんな難敵に対して、張本は第1ゲームからコースをついた両ハンドでポイントを重ね、第1ゲームから3ゲームを連取し、一気に勝利に王手をかける。
しかし、第4ゲームから張禹珍が徐々に攻勢を強め、ゲームの流れを掴む。張本にもミスが増え始め、第4ゲームは張禹珍が奪取。第5ゲームも15-15のデュースまでもつれるゲームとなるが、このタイミングで張本の足がつり、タイムアウト。
そのままゲームを続行させた張本だが、このゲームは取り切れず、ゲームカウント3-2にとなる。第6ゲームも張本は足の痛みに苦しみ、張禹珍が奪取。最終第7ゲームも試合を続行させた張本だが、いつものアグレッシブなプレーはできず、最後は張禹珍が11-8で制して試合終了。
思わぬアクシデントに苦しみ、張本はゲームカウント3-4の悔しい逆転負けを喫した。
男子シングルス準々決勝結果
写真:張禹珍(ジャンウジン・韓国)/提供:WTT
張本智和(智和企画)3-4 張禹珍(ジャンウジン・韓国)〇
11-8/12-10/11-8/9-11/15-17/4-11/8-11
日本代表選手出場種目
男子団体
張本智和(智和企画)
吉村真晴(TEAM MAHARU)
戸上隼輔(明治大)
及川瑞基(木下グループ)
松下大星(クローバー歯科カスピッズ)
女子団体
早田ひな(日本生命)
平野美宇(木下グループ)
木原美悠(木下グループ)
長﨑美柚(木下グループ)
張本美和(木下アカデミー)
男子シングルス
張本智和(智和企画)
吉村真晴(TEAM MAHARU)
女子シングルス
早田ひな(日本生命)
平野美宇(木下グループ)
男子ダブルス
吉村真晴(TEAM MAHARU)/戸上隼輔(明治大)
及川瑞基(木下グループ)/松下大星(クローバー歯科カスピッズ)
女子ダブルス
平野美宇/長﨑美柚(木下グループ)
木原美悠(木下グループ)/張本美和(木下アカデミー)
混合ダブルス
張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)
戸上隼輔(明治大)/木原美悠(木下グループ)