世界ランク1位・2位・5位の中国選手が相次いで敗退 早田ひなは日本人対決制す<卓球・WTTチャンピオンズフランクフルト2023> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:李尚洙(イサンス・韓国)/提供:WTT

大会報道 世界ランク1位・2位・5位の中国選手が相次いで敗退 早田ひなは日本人対決制す<卓球・WTTチャンピオンズフランクフルト2023>

2023.11.02

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTコンテンダーフランクフルト2023 日程:10月29~11月5日 場所:フランクフルト(ドイツ)>

1日、WTTチャンピオンズフランクフルトは大会4日目を迎え、男女シングルスの2回戦が行われた。

世界ランクトップの中国選手が揃って敗退

男子シングルス2回戦では、世界ランキング27位の李尚洙(イサンス・韓国)と同1位の樊振東(ファンジェンドン・中国)が対戦。下馬評では圧倒的に樊振東が有利とされていたが、強烈な両ハンドドライブでポイントを重ねた李尚洙がゲームカウント3-1で勝利。ベスト8進出を決めた。

また、世界ランキング15位の林鐘勲(イムジョンフン・韓国)は、同5位の梁靖崑(リャンジンクン・中国)を撃破。韓国勢によるジャイアントキリングが同日に2度も実現した。


写真:ベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)/提供:WTT

そして、ジャイアントキリングは女子シングルスでも起こった。世界ランキング2位の陳夢(チェンムン・中国)と対戦した同12位のベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)は、フルゲームの激戦を制して、陳夢に勝利。スッチは昨年のWTTチャンピオンズマカオでも陳夢を下しており、大舞台での勝負強さを見せつけた。


写真:早田ひな(日本生命)/提供:WTT

日本勢では、女子シングルス2回戦で早田ひな(日本生命)と張本美和(木下アカデミー)が対戦。直近の国際大会でも結果を残し、メキメキと頭角を現してきている張本だったが、この試合は経験で勝る早田に軍配。ゲームカウント3-1で張本を下した早田が、8強入りを果たした。

1日の日本選手試合結果

女子シングルス2回戦

〇早田ひな(日本生命)3-1 張本美和(木下アカデミー)

2日の日本選手試合予定

男子シングルス2回戦

張本智和(智和企画)- ジャナサン・グロート(デンマーク)

女子シングルス2回戦

伊藤美誠(スターツ)- ニーナ・ミッテルハム(ドイツ)

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