中国の10代ペア、世界ランク1位・王楚欽/孫頴莎ペア撃破で優勝 木原美悠はアジア女王に敗れる<卓球・WTTコンテンダー太原2023> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:林詩棟(リンシドン)と蒯曼(クアイマン・中国)/提供:WTT

大会報道 中国の10代ペア、世界ランク1位・王楚欽/孫頴莎ペア撃破で優勝 木原美悠はアジア女王に敗れる<卓球・WTTコンテンダー太原2023>

2023.11.12

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTコンテンダー太原2023 日程:11月7~12日 場所:太原(中国)>

11日、WTTコンテンダー太原2023は大会5日目を迎え、男女シングルスと男女ダブルスの準決勝までと混合ダブルス種目の決勝が行われた。

林詩棟/蒯曼ペアが優勝

混合ダブルス決勝では、世界ランキング3位の林詩棟(リンシドン)/蒯曼(クアイマン・中国)ペアと同1位の王楚欽(ワンチューチン)/孫頴莎(スンイーシャ・中国)ペアが対戦。

王楚欽/孫頴莎ペアは、世界選手権、グランドスマッシュなど、ビッグイベントでの優勝経験があり、下馬評では圧倒的に有利とみられていたが、第1ゲームは林詩棟/蒯曼ペアが先取。続く第2ゲームは王楚欽/孫頴莎ペアが取り返すも、第3、第4ゲームは林詩棟/蒯曼ペアが競り合いながらも勝利。ともに10代の林詩棟/蒯曼ペアが、ゲームカウント3-1で王楚欽/孫頴莎ペアを下し、今シーズン7度目の国際大会優勝を飾った。


写真:木原美悠(木下グループ)/提供:WTT

女子シングルス準決勝では、木原美悠(木下グループ)が王曼昱(ワンマンユ・中国)と対戦。準々決勝で陳熠(チェンイー・中国)を下し、今大会中国勢2連破中だった木原は、この試合でも好調ぶりを随所に見せるも、9月のアジア選手権を制し、先日のWTTチャンピオンズフランクフルトでも準優勝を果たした王曼昱には一歩及ばず。ゲームカウント0-3で敗れ、3位で大会を終えた。

なお、最終日の12日には、男子シングルス決勝に戸上隼輔(明治大)が出場する。

11日の日本人選手試合結果

男子シングルス準々決勝

〇戸上隼輔(明治大)3-1 趙大成(チョデソン・韓国)

男子シングルス準決勝

〇戸上隼輔(明治大)3-1 林詩棟(リンシドン・中国)

女子シングルス準々決勝

〇木原美悠(木下グループ)3-1 陳熠(チェンイー・中国)

女子シングルス準決勝

木原美悠(木下グループ)0-3 王曼昱(ワンマンユ・中国)〇

12日の試合予定

男子シングルス決勝

戸上隼輔(明治大)- 梁靖崑(リャンジンクン・中国)

女子シングルス決勝

王藝迪(ワンイーディ・中国)- 王曼昱(ワンマンユ・中国)

男子ダブルス決勝

梁靖崑(リャンジンクン)/王楚欽(ワンチューチン・中国)- 林詩棟(リンシドン)/林高遠(リンガオユエン・中国)

女子ダブルス決勝

王藝迪(ワンイーディ)/蒯曼(クアイマン・中国)- 銭天一(チェンティエンイ)/陳幸同(チェンシントン・中国)

【動画】潜入・高校卓球部

【特集】潜入・高校卓球部

>>愛工大名電高校や桜丘高校など名門高校卓球部に潜入!