戸上隼輔は準優勝、木原美悠は3位でフィニッシュ 完全アウェーの中国で日本勢が奮闘<卓球・WTTコンテンダー太原2023> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:戸上隼輔(明治大)/提供:WTT

大会報道 戸上隼輔は準優勝、木原美悠は3位でフィニッシュ 完全アウェーの中国で日本勢が奮闘<卓球・WTTコンテンダー太原2023>

2023.11.14

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTコンテンダー太原2023 日程:11月7~12日 場所:太原(中国)>

12日、WTTコンテンダー太原2023は大会最終日を迎え、男女シングルス・男女ダブルスの決勝が行われた。

戸上隼輔は準優勝、木原美悠は3位

男子シングルス決勝では、戸上隼輔(明治大)と梁靖崑(リャンジンクン・中国)が激突。国際大会シングルス初優勝を狙った戸上だったが、フルゲームデュースにもつれる壮絶な死闘の末、惜敗。男子シングルスは、梁靖崑が栄冠を掴んだ。


写真:王曼昱(ワンマンユ・中国)/提供:WTT

女子シングルス決勝では、準決勝で木原美悠(木下グループ)を下した王曼昱(ワンマンユ・中国)と王藝迪(ワンイーディ・中国)が対戦。先日開催されたWTTチャンピオンズフランクフルトの再戦となったこの試合は、ゲームカウント4-1で王曼昱がリベンジを達成した。

今大会は中国の太原(タイヤン)で開催され、男女シングルスで優勝した梁靖崑と王曼昱をはじめ、世界ランキング1桁の中国選手が多数参加した。実際に、各種目の表彰台のほとんどは中国人選手が占める結果となり、非中国人選手にとっては完全アウェーの環境ではあった。

しかし、その中でも戸上は徐瑛彬(シュインビン)、林詩棟(リンシドン)、木原は李雅可(リヤケ)、陳熠(チェンイー)を下すなど奮闘。両選手とも優勝は逃したものの、五輪イヤーとなる来シーズンに向けて、大きな弾みとなったことは間違いない。

WTTコンテンダー太原2023最終結果

男子シングルス


写真:男子シングルス表彰式/提供:WTT

1位:梁靖崑(リャンジンクン・中国)
2位:戸上隼輔(明治大)
3位:林詩棟(リンシドン・中国)、林高遠(リンガオユエン・中国)

女子シングルス


写真:女子シングルス表彰式/提供:WTT

1位:王曼昱(ワンマンユ・中国)
2位:王藝迪(ワンイーディ・中国)
3位:木原美悠(木下グループ)、ヤン・シャオシン(モナコ)

男子ダブルス


写真:男子ダブルス表彰式/提供:WTT

1位:林高遠(リンガオユエン)/林詩棟(リンシドン・中国)
2位:王楚欽(ワンチューチン)/梁靖崑(リャンジンクン・中国)
3位:徐瑛彬(シュインビン)/曹魏(カオウェイ・中国)、黄鎮廷(ウォンチュンティン)/何鈞傑(フージェンジェ・中国香港)

女子ダブルス


写真:女子ダブルス表彰式/提供:WTT

1位:陳幸同(チェンシントン)/銭天一(チェンティエンイ・中国)
2位:王藝迪(ワンイーディ)/蒯曼(クアイマン・中国)
3位:朱成竹(チュチェンジュ)/吳詠琳(ウーインラン・中国香港)、金可英(キムハヨン)/李恩惠(イウンヘ・韓国)

混合ダブルス


写真:混合ダブルス表彰式/提供:WTT

1位:林詩棟(リンシドン)/蒯曼(クアイマン・中国)
2位:王楚欽(ワンチューチン)/孫頴莎(スンイーシャ・中国)
3位:林高遠(リンガオユエン)/王曼昱(ワンマンユ・中国)、梁靖崑(リャンジンクン)/銭天一(チェンティエンイ・中国)

WTTコンテンダー太原2023日本選手結果

男子シングルス

戸上隼輔(明治大):準優勝
吉村真晴(TEAM MAHARU):ベスト16
松島輝空(木下アカデミー):ベスト16
吉山僚一(日本大):予選2回戦敗退
鈴木颯(愛知工業大):予選2回戦敗退

女子シングルス

木原美悠(木下グループ):3位
森さくら(日本生命):ベスト32

男子ダブルス

※出場なし

女子ダブルス

※出場なし

混合ダブルス

※出場なし

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