朱成竹(チュチェンジュ)の使用用具・大会成績・プロフィール | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:朱成竹(チュチェンジュ・中国香港)/提供:WTT

卓球選手紹介 朱成竹(チュチェンジュ)の使用用具・大会成績・プロフィール

2024.07.21

文:ラリーズ編集部

今回は、香港の朱成竹を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本情報から、国際大会の成績などに触れていきます。

朱成竹とは?

朱成竹は、2022年世界卓球の香港代表に選ばれるなど、今現在力をつけ、世界で活躍する香港代表選手です。

朱成竹のプロフィール

朱成竹(チュチェンジュ/ZHU Chengzhu)は1997年1月15日生まれの27歳(2024年7月時点)で、中国浙江出身です。

朱成竹は7、8歳ごろに卓球をはじめ、15歳で上海の卓球チームに入りました。2015年に香港ナショナルチームに加入し、現在は香港代表選手として活躍しています。

国際大会では、香港代表選手として世界卓球に団体、個人で出場するなどし、個人戦ではダブルスで多くの活躍を見せています。

朱成竹のプレースタイル

朱成竹の戦型は右シェーク裏裏の攻撃型で、手堅く威力のあるバックハンドとわかりにくい巻き込みサーブを武器に戦います。

朱成竹は非常にバックハンドがうまく、守備範囲の広く手堅いブロックや鋭いバックドライブなど、どんな技術でも質が高いレベルでこなすことができます。わかりにくい巻き込みサーブも魅力で、バックサイドやミドルから出したりと、さまざまな工夫が見られます。サーブで崩し、鋭いバックドライブで点を重ねます。バックハンドが魅力的な選手ですが、決してフォアハンドが弱いわけではなく、フォアハンドで打つ時はバックハンド並みの打点の速さでピッチの非常に速いフォアハンドを放ちます。

レシーブでは、チキータやバックフリックなど、バックハンドの技術がさえわたっています。リスクを負いつつも、非常に安定感のある素早い卓球です。

朱成竹の使用用具

朱成竹は、ラケットはSTIGAの『インフィニティ VPS Ⅴ』、ラバーはフォア面に紅双喜の『キョウヒョウ 3』、バック面にバタフライの『テナジー05』を使用しています。

朱成竹の世界ランキング

朱成竹の世界ランキングは61位(2024年7月時点)で、最高ランキングは44位(2024年3月)です。

朱成竹の主な成績

2022年 世界選手権成都大会 女子団体:ベスト8
2023年 WTTフィーダードーハ 女子ダブルス:ベスト4(ペア:杜凱琹)
WTTフィーダーアンマン 女子シングルス:ベスト4、女子ダブルス:準優勝(ペア:杜凱琹)
WTTコンテンダーアンマン 女子ダブルス:ベスト4(ペア:杜凱琹)
アジア選手権 女子団体:銅メダル
WTTコンテンダーマスカット 女子ダブルス:優勝(ペア:吳詠琳)
WTTフィーダードーハⅡ 女子シングルス:ベスト4、女子ダブルス:準優勝(ペア:吳詠琳)、混合ダブルス:準優勝(ペア:林兆恒)
WTTコンテンダー太原 女子ダブルス:ベスト4(ペア:吳詠琳)
2024年 世界選手権釜山大会 女子団体:銅メダル
WTTフィーダーベイルート 女子ダブルス:優勝(ペア:杜凱琹)
WTTフィーダーベイルートⅡ 女子ダブルス:優勝(ペア:杜凱琹)
WTTフィーダーバラジュディン 女子ダブルス:準優勝(ペア:李皓晴)
WTTフィーダーデュッセルドルフ 女子シングルス:準優勝、女子ダブルス:優勝(ペア:李皓晴)
WTTコンテンダーザグレブ 女子ダブルス:ベスト4(ペア:李皓晴)
WTTスターコンテンダーバンコク 女子ダブルス:ベスト4(ペア:吳詠琳)

まとめ

香港代表として、香港の卓球界を盛り上げている朱成竹。今後の彼女の活躍に注目です。