李正植(リジョンシク)の使用用具・大会成績・プロフィール | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:李正植(リジョンシク・北朝鮮)/提供:WTT

卓球選手紹介 李正植(リジョンシク)の使用用具・大会成績・プロフィール

2024.07.25

文:ラリーズ編集部

今回は、北朝鮮の李正植を紹介します。プロフィール、使用用具、プレースタイルなどの基本情報から、国際大会の成績などに触れていきます。

李正植とは?

李正植は、パリ五輪混合ダブルスの世界予選を全勝で通過し、パリ五輪出場権を獲得した北朝鮮の代表選手です。

李正植のプロフィール

李正植(リジョンシク/RI JONG SIK)は2000年2月14日生まれの24歳(2024年7月時点)で、北朝鮮出身です。

2015年のアジアジュニア・カデット選手権から国際大会に登場し、2019年頃まで、主に北朝鮮の近くで行われる国際大会に出場、結果を残している選手です。2019年のアジア選手権では男子ダブルスでベスト8に入っています。

李正植は2023年のアジア競技大会で再び国際大会に登場し、北朝鮮代表として団体、全種目に出場しました。男子シングルスでは2回戦で日本代表の吉村真晴と対戦し、終始競り合う好ゲームを演じました。

また、2024年4月に行われたパリ五輪混合ダブルス世界予選では、予選第1シードだったスペインペアを破り、ノーシードから全勝でパリ五輪の出場権を獲得しています。そして、本大会では1回戦で張本智和/早田ひなペアから大金星を挙げました。

李正植のプレースタイル

李正植の戦型は右シェーク裏裏のドライブ型で、力強い両ハンドと圧倒的なサーブから3球目の展開を武器に戦います。

李正植の両ハンドは非常に威力が高く、前でも後ろでも、どこからでも高威力のドライブを放つことができます。特にフォアハンドの威力は高く、順横サーブからの回り込み3球目は得点率が非常に高い展開となっています。また、フォアハンドでの一発フリックが非常にうまく、ネット際で少しでも浮かすと勢いよく攻められることになります。

ダブルスでは中陣くらいでのプレーが多く見られますが、中陣からでも強烈なカウンターを放つため、ラリー戦にはならず、早い段階で決めに行くスタイルを取っています。それゆえ、攻められる展開に対してはミスが増え、ペースを崩してしまうことも多いですが、リスクがあり、勢いのあるプレーは魅力的です。

李正植の使用用具

李正植の使用用具は現在調査中です。

李正植の世界ランキング

李正植の世界ランキングは322位(2024年7月時点)で、最高ランキングは299位(2019年12月)です。

李正植の主な成績

2018年 平壌オープン U21男子シングルス:準優勝
2019年 平壌オープン 男子シングルス:ベスト8 男子ダブルス:ベスト4
アジア選手権 男子ダブルス:ベスト8

まとめ

北朝鮮の中心選手として活躍する李正植。今後の活躍にも注目です。