男子団体は新潟大学が4年ぶりV 女子団体では金城大学が8季連続の優勝<第70回夏季北信越学生卓球選手権大会> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:新潟大学A/提供:北信越学生卓球連盟

大会報道 男子団体は新潟大学が4年ぶりV 女子団体では金城大学が8季連続の優勝<第70回夏季北信越学生卓球選手権大会>

2024.09.07

文:ラリーズ編集部

<第70回夏季北信越学生卓球選手権大会 日程:8月28日~8月30日 場所:富山県総合体育センター(富山県)>

8月30日、富山県の富山県総合体育センターで行われていた第70回夏季北信越学生卓球選手権大会は全日程が終了した。今大会は第90回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)北信越地区予選を兼ねていて、その代表選手の選考も行われた。

全種目総括

北信越学生選手権の男子団体では、1大学につき最大2チームまでエントリーが可能というルールが定められている。男子団体決勝には新潟大学Aと北陸大学Aが進出し、試合はマッチカウント3-1で新潟大学Aが勝利した。これにより、新潟大学は4年ぶりの北信越学生選手権優勝となった。また、新潟大学Bも3位に入賞しており、層の厚さを見せた。

女子団体では金城大学と新潟大学が優勝決定戦を行い、金城大学がマッチカウント3-1で勝利。金城大学は春夏秋新人大会を含め8季連続の優勝を果たした。

男子シングルス決勝には、加藤遼(北陸大)と大久保樹(新潟大)が登場。試合は加藤が勝利し、自身2度目の北信越学生選手権優勝を果たした。なお、ベスト4には北陸大と新潟大から2人ずつ入賞する結果となった。

女子シングルス決勝では長部心奈(新潟大)と先田萌乃(金城大)が登場。試合は長部が勝利し、自身2度目の北信越学生選手権優勝を飾った。また、新沢ほのか(新潟産業大)は春季大会優勝者の福岡佑菜(金城大)とのフルゲームを制し、ベスト4に入賞した。

男子ダブルス決勝では、加藤遼/坂本蓮(北陸大)ペアと大久保樹/田口雅也(新潟大)ペアが対戦。結果は、加藤/坂本ペアが勝利し、北信越学生選手権初優勝を果たした。

女子ダブルス決勝では、蛯沢愛菜/森岡恭加(新潟大)ペアと兼谷彩音/西牧優衣(金城大)ペアが対戦。結果は、蛯沢/森岡ペアが勝利し、北信越学生選手権初優勝を果たした。また、加藤七菜/中野理咲子(新潟大)ペアは2度のフルゲームの接戦を制し、初のベスト4入りを果たした。

全種目の成績、殊勲賞、そして全日学(個人の部)北信越地区代表選手の一覧は以下の通り。

男子団体


写真:新潟大学A/提供:北信越学生卓球連盟

1位:新潟大学A
2位:北陸大学A
3位:新潟大学B
4位:新潟医療福祉大学A

殊勲賞:田口雅也(新潟大学A)

大久保樹主将(新潟大)コメント

目標にしていた団体戦優勝を4年ぶりに達成することができてとても嬉しいです。この優勝で満足することなく、これからの北信越やインカレ、全国公などでも良い結果が残せるように頑張ります。また、全日学にも多くの選手が通過しました。1試合でも多く勝つことができるように練習に励みたいと思います。

女子団体


写真:金城大学/提供:北信越学生卓球連盟

1位:金城大学
2位:新潟大学
3位:新潟医療福祉大学

殊勲賞:福岡佑菜(金城大)

福岡佑菜主将(金城大)コメント

春大会同様、保護者の方の応援もあり連覇をすることができ嬉しかったです。これからも色々な方への感謝を忘れず、秋も連覇することができるように頑張りたいと思います。

男子シングルス


写真:加藤遼(北陸大)/提供:北信越学生卓球連盟

1位:加藤遼(北陸大)
2位:大久保樹(新潟大)
3位:信田旺介(北陸大)
4位:東山莉久(新潟大)

加藤遼(北陸大)コメント

今回の北信越大会は、私にとって最後の北信越大会であり、全勝で終えたいという強い思いがありました。苦しい場面もありましたが、チームや友人、そして多くの応援のおかげで、優勝を手にすることができました。皆さんの支えがあったからこそ、最高の終わりを迎えることができたと感じています。本当にありがとうございました。

女子シングルス


写真:長部心奈(新潟大)/提供:北信越学生卓球連盟

1位:長部心奈(新潟大)
2位:先田萌乃(金城大)
3位:西牧優衣(金城大)
4位:新沢ほのか(新潟産業大)

長部心奈(新潟大)コメント

苦しい場面も多くあったけど、北信越大会で優勝することができて嬉しいです。本戦でも頑張ります。

男子ダブルス


写真:加藤遼/坂本蓮(北陸大)/提供:北信越学生卓球連盟

1位:加藤遼/坂本蓮(北陸大)
2位:大久保樹/田口雅也(新潟大)
3位:工藤大全/齋藤健(北陸大)
4位:佐藤海翔/佐藤祥太(新潟大)

加藤遼/坂本蓮ペア(北陸大)コメント

ダブルスでは初め、自分に自信が持てず出場をためらっていました。しかし、パートナーである坂本の支えがあり、出場を決意しました。出るからには優勝を目指すという強い気持ちで戦い、結果に満足しています。優勝できたのは、多くの応援とパートナーのおかげだと感じています。支えてくれた皆さんに心から感謝しています。(加藤)

正直最初は優勝までは見えていなかったけど準決勝まで勝ち上がったところで優勝目指して頑張ろうと思いました。練習でもパートナーの加藤さんが最後の年ということもあって思い入れがあったので全力で準備してきて良かったです。(坂本)

女子ダブルス


写真:蛯沢愛菜/森岡恭加(新潟大)/提供:北信越学生卓球連盟

1位:蛯沢愛菜/森岡恭加(新潟大)
2位:兼谷彩音/西牧優衣(金城大)
3位:井ノ口侑果/長部心奈(新潟大)
4位:加藤七菜/中野理咲子(新潟大)

蛯沢愛菜/森岡恭加ペア(新潟大)コメント

最後の夏大会で優勝することができてとても嬉しいです。この結果に満足せず、全日学も頑張りたいと思います。(蛯沢)

初めて優勝できて嬉しいです。今後の大会も頑張ります。(森岡)

全日学(個人の部)北信越地区代表選手

男子シングルス

加藤遼(北陸大)
大久保樹(新潟大)
信田旺介(北陸大)
東山莉久(新潟大)
小澤竜登(新潟大)
佐藤海翔(新潟大)
田口雅也(新潟大)
比嘉要太(新潟大)
齋藤健(北陸大)
柴田俊輝(北陸大)
佐藤祥太(新潟大)
金光将希(北陸大)
長壁俊弥(新潟大)

男子ダブルス

加藤遼/坂本蓮(北陸大)
大久保樹/田口雅也(新潟大)
工藤大全/齋藤健(北陸大)
佐藤海翔/佐藤祥太(新潟大)
金光将希/柴田俊輝(北陸大)
春日山達哉/吉田彪馬(新潟大)
長壁俊弥/清水海政(新潟大)

女子シングルス

長部心奈(新潟大)
先田萌乃(金城大)
西牧優衣(金城大)
新沢ほのか(新潟産業大)
福岡佑菜(金城大)
坂下心優(金城大)
小野田萌菜(金城大)
森岡恭加(新潟大)

女子ダブルス

蛯沢愛菜/森岡恭加(新潟大)
兼谷彩音/西牧優衣(金城大)
井ノ口侑果/長部心奈(新潟大)
加藤七菜/中野理咲子(新潟大)