文：ラリーズ編集部
「SPEED WINS!」というキャッチコピーのとおり、反応速度の優位性を売りに発売されたandroの「SYNTELIAC（シンテリアック）」シリーズ。パリ五輪男子団体で銅メダルを獲得したシモン・ゴジ（フランス）をはじめ、大島祐哉（木下グループ）、吉山僚一（日本大）らトップ選手も使用しています。
今回はその「SYNTELIAC」シリーズを徹底分析してその特徴とともに、どのような選手に適しているかをご紹介します。
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「SYNTELIAC」シリーズとは？
「SYNTELIAC」シリーズはandroから発売された攻撃型用のラケットで、最先端の合成繊維と加工技術を使用し素材の特性を最大限に引き出すことで得られる、従来のカーボンや合成木材を超えた打球感や、大きなスイートスポットが特徴のラケットです。
また、「SYNTELIAC」シリーズには、適度な硬度とフィーリングを持ち、スピードとコントロールのバランスが良いVOLTEMAカーボンと、硬く澄んだ打球感で強力なスピード性能を発揮するZYREEMAカーボンが採用されています。
2023年3月にVOLTEMAカーボンを内側に搭載した『SYNTELIAC VCI OFF』とZYREEMAカーボンを外側に搭載した『SYNTELIAC ZCO OFF/S』を発売しました。また、10月にはVOLTEMAカーボンを外側に搭載した『SYNTELIAC VCO OFF』を発売。さらに2024年4月には、ZYREEMAカーボンを内側に搭載した『SYNTELIAC ZCI OFF』が発売されました。
『SYNTELIAC VCI OFF』
VOLTEMAカーボンを内側に搭載することで、スピードとコントロールのバランスが高次元で実現されているのが『SYNTELIAC VCI OFF』です。打球感にこだわる選手に適しており、大きいスイートスポットでしっかりとした打球フィーリングを提供します。
andro契約選手のシモン・ゴジ（フランス）、吉山僚一（日本大）らもこのラケットを使用しています。
『SYNTELIAC ZCO OFF/S』
ZYREEMAカーボンを外側に搭載することで高い弾みとしなやかさを提供し、相手の強打に押し負けない強さを持つのが『SYNTELIAC ZCO OFF/S』です。使用者からは、スピードが出る、直線的な弾道になりやすいといった声があります。どの位置からでもパワーボールを打てるので、攻撃的なプレースタイルの選手におすすめの1本です。
『SYNTELIAC VCO OFF』
VOLTEMAカーボンを外側に搭載することで、スピードとコントロールを両立させたのが『SYNTELIAC VCO OFF』です。使用者からは、バタフライの『ビスカリア』の打球感に近い、振り抜きやすい、扱いやすさ、といった声があります。幅広いプレースタイルに適応するのでオールラウンダーにおすすめのラケットです。
『SYNTELIAC ZCI OFF』
ZYREEMAカーボンを内側に搭載することで、高い弾みに安定性を加えたのが『SYNTELIAC ZCI OFF』です。球持ちがよく、サービスやレシーブ、台上技術など、繊細なタッチが要求される場面でも高いパフォーマンスを発揮するラケットです。
andro契約選手の大島祐哉らもこのラケットを使用しています。
まとめ：「SYNTELIAC」シリーズで勝てる卓球を実現しよう
「SYNTELIAC」シリーズをまとめると、以下のようになります。
・打球感にこだわる選手なら、『SYNTELIAC VCI OFF』
・パワー重視の攻撃型選手なら、『SYNTELIAC ZCO OFF/S』
・バランスの取れた柔軟なプレースタイルなら、『SYNTELIAC VCO OFF』
・安定感と繊細な操作性を求める選手なら、『SYNTELIAC ZCI OFF』
自身の特徴に合わせて、ラケットを試してみてはいかがでしょうか。
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