卓球用具紹介 卓球ラケット30種類 メーカー別おすすめ一覧【最新版】
2020.07.01 文:ラリーズ編集部
卓球のプレーには欠かせないラケット。今回は、何種類もあるラケットの中からどれを選択すればよいか悩んでいる方に向け、おすすめの卓球ラケットをご紹介します。ラケットの特徴や主な使用選手についてまとめています。
>>卓球ラケットの選び方 自分に合った1本を手にする5つのポイント
このページの目次
- 1 ビスカリア(バタフライ)
- 2 アコースティックカーボン(Nittaku)
- 3 アルナ OFF(JOOLA)
- 4 インナーフォースレイヤーZLC(バタフライ)
- 5 インフィニティ VPS V(STIGA)
- 6 SK7クラシック(バタフライ)
- 7 オフチャロフ No.1 センゾー(DONIC)
- 8 カーボネード45(STIGA)
- 9 ガシアン-ビジョン ソフトカーボン(JUIC)
- 10 カルテットAFC(VICTAS)
- 11 クリッパーウッド(STIGA)
- 12 剛力(Nittaku)
- 13 コルベル(バタフライ)
- 14 スワットパワー(TSP)
- 15 ZX-GEAR IN(VICTAS)
- 16 ティモボルALC(バタフライ)
- 17 丹羽孝希ウッド(VICTAS)
- 18 ノスタルジック オフェンシブ(STIGA)
- 19 バイオリン(Nittaku)
- 20 張本智和 インナーフォース ALC(バタフライ)
- 21 フォーティノ プロ(TIBHAR)
- 22 フォルティウスFT(MIZUNO)
- 23 鳳凰(armstrong)
- 24 馬林エキストラスペシャル(YASAKA)
- 25 馬林ハードカーボン(YASAKA)
- 26 馬龍5(Nittaku)
- 27 メイスパフォーマンス(バタフライ)
- 28 リベルタシナジー(DARKER)
- 29 和の極 −蒼−(andro)
- 30 おすすめラバーをチェック!
ビスカリア(バタフライ)
ラケットの特徴
中国の張継科選手(チャンジーカ)をはじめ、世界的な有名プレーヤーから根強い人気を誇る卓球ラケットです。ビスカリアの特徴としてあげられるのは、バックハンドが握りやすい独特のグリップ形状です。バックハンドドライブを多用するプレーヤーとの相性は抜群です。
>>ビスカリアがついに復活!?世界を代表する卓球選手からも人気を誇るラケットの特徴とは
アコースティックカーボン(Nittaku)
ラケットの特徴
ニッタク社の独自の技術、弦楽器製法が取り入れられており、スイートエリアの拡大、独特の芯のあるような打球感、繊細なボールタッチに安定した威力ある弾みが実現されています。しなやかで安定感のあるFEカーボンにより、繊細なタッチを維持したまま心地よい打球感となっています。伊藤美誠選手(スターツ)、森田彩音選手(デンソー)が使用しています。
アルナ OFF(JOOLA)
ラケットの特徴
ナイジェリアのクアドリ・アルナ選手が使用しているラケットです。カーボンを芯材の側近に配置し、しっかりした弾みとボールタッチを実現しています。
インナーフォースレイヤーZLC(バタフライ)
ラケットの特徴
インナーファイバー仕様のラケットで、ボールをつかむ感覚が特徴です。自分でボールを掴んで回転をかけることができ、打球の威力と安定性を両立させており、加藤美優選手(日本ペイントホールディングス)など多くの選手が使用する大人気ラケットです。
インフィニティ VPS V(STIGA)
ラケットの特徴
樊振東(ファンジェンドン・中国)選手が使用しており、軽量でありながらパワーの伝導とコントロール性能のバランスに優れたラケットです。軽量性と攻撃性を兼ね備えた、万人に共通して優れた性能を持ちます。
>>軽いのに飛ぶ!?「インフィニティVPS V」はバランス性能に優れた秀逸な木材ラケットだった
SK7クラシック(バタフライ)
ラケットの特徴
「SK7クラシック」は、SK7の復刻モデルとして、純木材7枚合板の王道ラケットとして親しまれています。7枚合板のラケットで、特に意識せずとも球が自然とよい感覚で飛ぶといわれています。純木材ラケットならではの球持ちの良さと回転のかけやすさにも定評があります。
>>不朽の名作「SK7」、復刻しても7枚合板の代名詞として安定の神ラケットだった!<SK7クラシック>
オフチャロフ No.1 センゾー(DONIC)
ラケットの特徴
木材はこのラケット専用に選び、細かく織り込まれたプレミアムアクリルカーボンとセンゾーシステムの調和で、広いスイートスポットを実現しています。台上での操作性や中~高陣で打ち勝てる球威、そして球の速さを兼ね備えたラケットです。ドミトリ・オフチャロフ選手(ドイツ)が使用していることで知られています。
カーボネード45(STIGA)
ラケットの特徴
カーボネードシリーズの一つである「カーボネード45」。カーボンが使われているのにも関わらず、木材のような感覚で弧線を描いてよく弾むと評判です。打球をつかみやすい感覚があることから、回転をかけやすい、相手からの回転のあるボールもしっかりと運んでくれるという特徴があります。
>>カーボネード45は「弾み」に強みのあるスティガのカーボンラケット
ガシアン-ビジョン ソフトカーボン(JUIC)
ラケットの特徴
元世界王者のガシアンが厳選したラケットシリーズの1つです。強打したときには抜群の威力を発揮し、台上プレーでは抑えのきく、画期的なカーボン製のラケットです。木材ラケットのようなオールラウンド性を持ち合わせたカーボンラケットです。
カルテットAFC(VICTAS)
ラケットの特徴
反発力の高いカーボンにより、攻撃と守備のバランスの良さを実現したラケットです。打球は弧線を描き安定するため、オールラウンダーな選手に最適な用具となっています。主な使用選手は、吉村和弘選手(東京アート)、ベネディクト・デューダ選手(ドイツ)などです。
クリッパーウッド(STIGA)
ラケットの特徴
平野美宇選手(日本生命)が以前使用していたことで知られています。木材を7枚使用した卓球ラケットで、スピードと打球感に優れているといわれています。しっかりと打っている感覚があり、弾み過ぎないコントロールのしやすさに特徴があります。
>>卓球木材ラケット最高峰と称されるクリッパーウッド!その打球感とは?
剛力(Nittaku)
ラケットの特徴
剛力はその名の通り、力強いスマッシュを生み出す、頼れるラケットです。剛力は、完全受注生産のラケットであり、それだけ貴重な木材が使われている価値のあるラケットといえます。森薗美月選手が使用しています。
>>剛力は超重量級卓球ラケット!? 完全受注生産で力強いスマッシュを実現!
コルベル(バタフライ)
ラケットの特徴
木材5枚合板の卓球ラケットの一つで、多くのプレーヤーに長く愛され続けている卓球ラケットです。どのくらいの力で打球したらどのくらいの飛距離を出すことができるのかをコントロールしやすく扱いやすいところが特徴です。
>>コルベルは木材5枚合板の決定版 安心のロングセラー卓球ラケットの特徴とは?
スワットパワー(TSP)
ラケットの特徴
「スワット パワー」は、その名の通りパワーに特化して作られた木材ラケットです。TSPブランドのスワットシリーズの中でも、最大の破壊力を持ち、木材特有の打球感を味わえる優れたラケットといわれています。パラ卓球の岩渕幸洋選手(協和キリン)が使用しています。
>>スワットパワーは超攻撃型ラケット!TSP木材ラケットの決定版スワットシリーズの特徴とは
ZX-GEAR IN(VICTAS)
ラケットの特徴
卓球界で初採用の最新高弾性繊維である「ゼクシオン」を使用しています。反発力は『ZX-GEARシリーズ』の中では中間で、反発力と弾性を両立したバランスの良いラケットとなっています。リアム・ピッチフォード選手(イングランド)が使用しており、注目を浴びています。
>>新感覚ギア『ZX-GEAR(ゼクスギア)シリーズ』とは!?
ティモボルALC(バタフライ)
ラケットの特徴
アリレートカーボンを使用し、優れた攻撃力と安定性を両立したラケットです。ティモ・ボル選手(ドイツ)はこのラケットを使用し、38歳の今もなお高いパフォーマンスを発揮しています。
丹羽孝希ウッド(VICTAS)
ラケットの特徴
特殊素材を使用しない木材だけの7枚合板ラケットです。ハードな打球感が特徴で、前陣での打球やカウンタープレーに最適なラケットとなっています。丹羽孝希選手(スヴェンソン)の使用ラケットで、丹羽選手のスタイルにマッチしたものとなっています。
ノスタルジック オフェンシブ(STIGA)
ラケットの特徴
硬質ながら弾力性のある天然木「ウェンジ」を外板とグリップに搭載した木材5枚合板のラケットです。心地良い打球感を求める攻撃的プレーヤーに推奨されています。
バイオリン(Nittaku)
ラケットの特徴
「バイオリン」は、弦楽器製法という特殊な製法で作られており、独特の“しなり”を生み出し、スピードがある球を打ち出せます。弦楽器製法により、広いスイートエリアと心地よい打球感を実現しています。ボールをつかんで弾く独特な打球感が特徴のラケットです・
>>弦楽器製法の卓球ラケット バイオリンが生み出す打球感とスピードの秘密とは?
張本智和 インナーフォース ALC(バタフライ)
ラケットの特徴
張本智和選手(木下グループ)がバタフライと共同開発したラケットで、張本選手本人が使用しています。『インナーフォース レイヤー ALC』をベースにし、ブレードサイズがわずかに大きくなっています。張本選手の前陣での超攻撃的な両ハンドプレーを支えるラケットです。
>>【張本智和 使用ラケットをレビュー】張本智和 インナーフォース ALCの特徴とは?
フォーティノ プロ(TIBHAR)
ラケットの特徴
ブラディミル・サムソノフ選手(ベラルーシ)が使用しているフォーティノ プロ。超高強度・高弾性率を有するスーパー繊維ダイニーマをアウターに使用し、スイートスポットの拡大とより均一な弾みが実現されています。打球速度とコントロールの両面を兼ね備えたラケットです。
フォルティウスFT(MIZUNO)
ラケットの特徴
7枚合板モデルで、攻撃型プレーヤーために開発された、攻撃と繊細さが追求された卓球ラケットです。攻守ともに優れている「前・中陣攻撃タイプ」のラケットとなっています。2017年世界選手権デュッセルドルフ大会男子ダブルス銀メダリストの大島裕哉選手が使用していた(2019年現在は後継モデルver.Dを使用)事もあり大ヒットしました。
>>フォルティウスFTは“つかむ”感覚を追求した攻撃力と繊細さを両立したラケットだ
鳳凰(armstrong)
ラケットの特徴
超高硬質天然木「ほう」の木材を5枚合板の中心に使用したラケットです。この「ほうの木」は、とても硬い木材の為、強い反発力を持ち、早い球離れを好むプレーヤーや、相手の球の影響をあまり受けたく無い方に推奨されています。
馬林エキストラスペシャル(YASAKA)
ラケットの特徴
「馬林エキストラスペシャルは、ボールをしっかりと掴む感覚があり、パワーも伝わりやすいので使いやすいです。また、飛びすぎてしまうことも少ないので、台上などの細かいプレーもやりやすいと感じています」と笹尾明日香選手(早稲田大学)も語るように、7枚合板ながら扱いやすく威力も出るラケットとなっています。神巧也選手(T.T彩たま)も使用していることで有名です。
馬林ハードカーボン(YASAKA)
ラケットの特徴
使用者である五十嵐史弥選手(早稲田大学)は「馬琳エキストラスペシャルは、木材7枚合板で他のラケットと比べて重いのですが、パワーが武器の僕にはとてもしっくりきました」と評しています。北京五輪金メダリスト・馬琳が使用した「馬林エキストラオフェンシブ」の打球感・バランス力を残しつつ、7枚合板にすることで反発力を高めたラケットです。
馬龍5(Nittaku)
ラケットの特徴
馬龍選手(マロン・中国)と共同開発されたラケットで、回転量のある安定した軌道が持ち味です。使用者である国公立の星・柿並遼選手(九州大学)は「馬龍5はグリップが細く、先端に重心があります。そのため、リラックスしても遠心力のおかげで威力が出るので、大事な場面でも安心してプレーできます」と特徴を語っています。
メイスパフォーマンス(バタフライ)
ラケットの特徴
軽くて使いやすく、威力も十分に出すことができるラケットです。初級者から中級者のプレーヤーにおすすめです。マイケル・メイス選手(デンマーク)のパフォーマンスを思わせるような独創的かつ攻撃的なオールラウンドプレーを実現することができます。
リベルタシナジー(DARKER)
ラケットの特徴
「よく飛んでくれる分、台上やブロックなどで余計な力を入れなくてもしっかり飛んでいってくれるので、プレーしていて楽ですね」と使用者である藤沼望選手(神戸大学→デンソーテン)はコメントしています。イザナスとカーボンを交互に編み込んだ、イザナスカーボンをインナーに配置したラケットです。
>>リベルタシナジーの使い手・藤沼望(神戸大学→デンソーテン)の用具紹介はこちら
和の極 −蒼−(andro)
ラケットの特徴
5枚合板ラケットの中でも優れた弾みと攻撃性能を持つラケットです。厳選された高密度の木材により、ボールをしっかりとつかむことができます。