徳田幹太「このままで終わりたくない」全日学優勝後の"勝負の全日本"で4回戦勝利<全日本卓球2025> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:徳田幹太(早稲田大学)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 徳田幹太「このままで終わりたくない」全日学優勝後の“勝負の全日本”で4回戦勝利<全日本卓球2025>

2025.01.23

この記事を書いた人
Rallys編集長。学生卓球を愛し、主にYouTubeでの企画を担当。京都大学卓球部OB。戦型:右シェーク裏裏

<天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日程:2024年1月21~26日 場所:東京体育館(東京)>

23日、2025年全日本卓球選手権大会は大会3日目を迎え、一般男子シングルス4回戦に徳田幹太(早稲田大学)が登場。

徳田は全日本学生卓球選手権大会で優勝し大学生チャンピオンに輝くと、Tリーグ・金沢ポートにも入団。デビュー戦で松島輝空(木下グループ/木下マイスター東京)に勝利をあげるなど、着実にスターダムをのし上がる早稲田大学2年生だ。

スーパーシードの徳田は今大会初戦となったが、海外リーグで活躍する金光宏暢(個人)に対しゲームカウント4-0でストレート勝ちを収めた。

徳田幹太、試合後のコメント


写真:徳田幹太(早稲田大学)/撮影:ラリーズ編集部

――スーパーシードで挑むシングルスは初だと思うのですが、試合の入りはどう工夫されましたか?
徳田幹太:去年ダブルスでスーパーシードを経験していて、後輩ペア(岩井田駿斗/中野琥珀ペア・野田学園中)に敗れて悔しい思いをしました。

その反省もあったので、今回は100パーセントの状態で試合に入れるようにかなり入念に準備してきました。その甲斐もあり、1ゲーム目からあれだけブンブン振ることができたと思います。


写真:豪快なスイングを見せた徳田幹太(早稲田大学)/撮影:ラリーズ編集部

――全日本選手権に向けてはどう準備してきましたか?
徳田幹太:全日学が終わってから「このままで終わりたくないな」という思いが正直あって、もっともっと駆け上がる選手になりたいと思うようになりました。

今年の全日本は勝負だなと思って練習に取り組んできました。1月に入ってからも16日連続ぐらいで練習しちゃって(笑)。

でもその準備が功を奏しているかなと思います。

成人式も山口県のものに出て、そのまま野田学園で3泊4日で練習させてもらいました。高校生のフレッシュな気持ちを受け取って、めちゃめちゃ練習できたので、そこでも強くなったかなと思います。

――全日学以降、成長しているという手応えはありますか?
徳田幹太:Tリーグで(松島輝空に)1勝できたり、この試合も4-0で勝てたり、成長しているなというのは感じます。
――Tリーグの後、「強い選手たちに憧れるのではなく、勝つつもりで練習する」というようなことをおっしゃられていましたが、意識が変わったのでしょうか?
徳田幹太:変わりました。以前までは「今後も卓球続けられたらな」ぐらいの気持ちで本気のようで本気ではなかったです。

今は本気になりつつあるのかなと感じています。

――まだ「なりつつ」という自己評価なんですね。
徳田幹太:まだまだプロでも1勝しかできてないし、プロの世界でもっともっと勝てる選手になっていきたいという気持ちがあるので、もっと本気になれるという意味も込めてです。

周りの方にも「1つずつ頑張れよ」と言われているので、目の前の1試合にフォーカスして、次戦の田中佑汰さんに一矢報いれるように勝ちを目指して頑張っていきたいと思います。


写真:徳田幹太(早稲田大学)/撮影:ラリーズ編集部

全日本男子一般シングルス4回戦

徳田幹太(早稲田大学) 4-0 金光宏暢(個人)
11-4/11-6/11-8/12-10

【動画】リーグ戦後のインタビュー

全日本2025速報中

>>速報記事はこちら