<天皇杯・皇后杯 2025年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部) 日程:2024年1月21~26日 場所:東京体育館(東京)>
23日、2025年全日本卓球選手権大会は大会3日目を迎え、一般男子シングルス4回戦に高橋拓己(國學院大)が登場。昨年の全日本ダブルス優勝のスーパーシード・伊藤礼博(日本大)から第1ゲームを先取するも1-4で敗れた。
高橋は“丸坊主軍団”として知られる大分県の強豪・明豊高校から國學院大学に進んだ1年生だ。関東学生リーグでも2部ながら溢れるガッツでチームを引っ張っている。
写真:ちなみに明豊高校時代のインターハイでの写真 ガッツは変わらない/撮影:ラリーズ編集部
今回の全日本では、初戦となった2回戦では14歳以下男子シングルス優勝の平塚健友(遊学館ジュニア)、3回戦では「これまで通算10敗はしている」という藤元駿(筑波大)を打ち破り、スーパーシードの待つ4回戦へ進出。
「インカレでは2点、6点、4点で負けた」という伊藤に対しても互角のラリー展開に持ち込んだ。
写真:高橋拓己(國學院大)/撮影:ラリーズ編集部
今回の勝ち上がりについて伺うと、“明豊高時代の経験”と“國學院大での成長”や野心溢れる思いを明かしてくれた。
高橋拓己(國學院大)、試合後のコメント
3ゲーム目も9-9レシーブでやること迷って中途半端にいってしまって、4ゲーム目も7-0から逆転されましたし、もうちょっとできたかなと思うと本当に悔しいです。
写真:高橋拓己(國學院大)/撮影:ラリーズ編集部
中高と木塚と一緒に練習してきて、木塚よりはさすがにカットは切れてないだろうし、攻撃も木塚の方が上だろうしと思えたので、木塚のおかげで勝てたとは思います。
3回戦の藤元も高校時代に練習試合で何回も対戦していて、0勝10敗くらいだったんですけど、全日本は何が起こるかわからないと思って戦って、勝つことができました。
練習時間は明豊の頃に比べて少しは短くなりましたが、自分で工夫してやっています。
「大学に入って弱くなったね」と言われるのは嫌なので。
大学生だからと言って遊ぶとかはほとんどなくて、授業と卓球して帰って寝るだけという感覚的には長い遠征みたいな気分ですね。
ただ、大学に入ってから町田さん(幸希・現國學院大学女子監督)にいろいろ指導いただいて、バックもある程度振れるようになりましたし、レシーブでもチキータから思い切っていけるようになりました。
成長した実感はありますね。
写真:高橋拓己(國學院大)/撮影:ラリーズ編集部
高橋拓己(國學院大)全日本男子シングルス結果
2回戦
〇高橋拓己(國學院大) 3-0 平塚健友(遊学館ジュニア)
11-6/12-10/11-6
3回戦
〇高橋拓己(國學院大) 3-1 藤元駿(筑波大)
11-6/11-7/10-12/11-7
4回戦
高橋拓己(國學院大) 1-4 伊藤礼博(日本大)〇
12-10/5-11/9-11/10-12/6-11








