
写真:第36回目のサンクスツアーは、島根県浜田市で行われた/撮影:ラリーズ編集部
卓球ニュース 石川佳純47都道府県サンクスツアーin島根 「失敗を恐れずにチャレンジして欲しい」
2025.03.31
1984年生まれ。元卓球メーカー勤務。2020東京オリンピック卓球競技ベニューフォトマネージャー、パリ20204オリンピックITTFオフィシャルフォトグラファー。みなさまに必要と信頼をされ、興味を持ってもらえるコンテンツを。好き:サッカー観戦(特にRealMadrid)、中日ドラゴンズ、競馬、釣り、ゴルフ
3月30日、「石川佳純47都道府県サンクスツアーin島根」が、島根県浜田市で開催された。
サンクスツアーは、石川佳純さん自身の「全国各地で、応援してくださった方に感謝の気持ちを伝えたい」という思いから企画がスタートし、今回で47都道府県中36箇所目での開催となった。
写真:バックハンドドライブのアドバイスを送る石川佳純さん(全農)/撮影:ラリーズ編集部
8コート全てを巡回し、全参加者にアドバイス
佳純さんの父、公久さんが島根県出身ということで石川家ゆかりの地での開催となったイベントでは、実技指導のパートナーを元卓球選手の妹・梨良さんが務めた。「ラバーを新品に貼り替え、気合い十分できました」と梨良さん。
写真:実技披露の相手は、石川佳純さんの妹・梨良さんが務めた/撮影:ラリーズ編集部
実技で佳純さんは、フォアハンド、バックハンドに加え、フットワーク、下回転ドライブなどを現役時代さながらのテクニックを披露し、参加者を沸かせた。
また準備された全8コートを自ら巡回し、「フォロースルーを意識して」「同じところにボールはこないので、少しでもいいからステップして」「準備が大切」など、参加者全員に一言ずつアドバイスを送った。
写真:バックハンドを指導する石川佳純さん(全農)/撮影:ラリーズ編集部
写真:的確でわかりやすい指導と好評の梨良さんの指導/撮影:ラリーズ編集部
「チャレンジマッチ」で石川佳純さんと参加者が対戦
卓球教室終了後は、石川佳純さんと試合ができる「チャレンジマッチ」が行われた。試合は8-8から行われ、8-10と石川さんがリードを許す場面もあり、大きな盛り上がりを見せた。
写真:石川佳純さんと試合をする参加者。結果は……。/撮影:ラリーズ編集部
強くなるコツは「集中すること」
実技指導の後は、参加者の質問に答える「トークショー」がスタートした。
参加者からの「練習中は何を考えていますか?」という質問に対しては「練習中に1番大事にしていたことは、試合と同じぐらい集中して練習すること」と回答。
「長くダラダラ練習していては意味がないと思っていたので、短い時間でも試合と同じように緊張感を持って練習すること。また練習を始める前に課題を持つこと。例えば、自分の中でコースを気をつけよう、タイミングを気をつけようなどを何か工夫するようにしていて、何かしらテーマを決めて毎日練習していました。どんな練習でも集中して、自分のレベルが上がっていくような練習をしていました。」と現役時代を振り返った。
また最後に「失敗をすることがあるかもしれないが、何事にもチャレンジすることが私自身大切だと思っているので、ミスを恐れずに、どんどんチャレンジしていって欲しい」と参加者にエールを送った。
写真:参加者の質問に対し、真剣な眼差しで返答する石川佳純さん(全農)/撮影:ラリーズ編集部
写真:卓球教室の参加者全員と記念撮影/撮影:ラリーズ編集部
写真:36回目となるサンクスツアーは、島根県・浜田市で開催されました/撮影:ラリーズ編集部