「11年ぶりの4回戦」YouTuber櫻井勇治/大澤祐貴ペア、第1シードに敗れるも日本リーガー・Tリーガー撃破の快進撃<全日本卓球2026> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:櫻井勇治/大澤祐貴(ユージくんの卓球場)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 「11年ぶりの4回戦」YouTuber櫻井勇治/大澤祐貴ペア、第1シードに敗れるも日本リーガー・Tリーガー撃破の快進撃<全日本卓球2026>

2026.01.30

この記事を書いた人
Rallys編集長。学生卓球を愛し、主にYouTubeでの企画を担当。京都大学卓球部OB。戦型:右シェーク裏裏

<全農杯 2026年全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)日程:2026年1月29~2月1日 場所:スカイホール豊田(愛知)>

30日、全日本選手権男子ダブルス4回戦が行われ、YouTuberとしても活躍する櫻井勇治/大澤祐貴(ユージくんの卓球場)ペアが出場。

櫻井/大澤ペアは、大会初日の1回戦では大学生ペアに、2回戦では日本リーガーペアを下してきたYouTuberペアは、3回戦で吉田朋弥(中越運送)/吉田蒼(新潟産大附高)も撃破し、勝ち上がってきた。

続く4回戦では第1シードのスーパーシード、飯村悠太/木方圭介(明治大)に挑むもゲームカウント0-3で敗れた。

試合後、櫻井と大澤に話を聞いた。

櫻井勇治/大澤祐貴(ユージくんの卓球場) コメント

── 第1シード(飯村・木方ペア)との対戦は、いかがでしたか?

大澤:うーん、やっぱり強かったですね。

櫻井:実は4年前の全日本で当時高校生だった彼らと対戦しているんですよね。その時はフルゲームの9本で負けたんで、今回もいい勝負ができるかなと思ったんですけど、当時と比べてボールの質が格段に上がりすぎていて驚きました。

大澤:あとはサーブも以前は効いているイメージがあったんですけど、しっかり収められましたね。


写真:飯村悠太/木方圭介(明治大)/撮影:ラリーズ編集部

── こちらの長所も封じられた印象でしょうか。

櫻井:僕らの持ち味としてはやっぱサーブからの大澤選手のカウンター、かち込む3球目の攻撃。あとはレシーブからだったら大澤選手のストップ、僕がストップと流しからの相手に打たせてカウンター待ちをやりたかったんですけど、それもちょっとさせてもらえなかったです。

── 第1シードの実力を見せつけられた形ですね。

大澤:そうですね。実力通りやられました。

櫻井:でも第1シードまで来れたことがちょっと嬉しかったっすね。


写真:櫻井勇治/大澤祐貴(ユージくんの卓球場)/撮影:ラリーズ編集部

── 今大会、序盤の勝ち上がりはいかがでしたか?

櫻井:1回戦はとにかく僕がビビり散らかしてしまって(笑)。

ライブ配信を見ていたファンの方々からも「ユージくん、レシーブが全部ロビングになってたよ」みたいのがたくさん届きました。

大澤:試合前に相手の学生ペアの過去の実績だったり、加藤選手がシングルスでスーパーシードまで勝ち上がっていたりしたのを見て、ちょっとビビってしまったんだと思います。

櫻井:そこは本当に大澤選手に引っ張ってもらって、そのおかげでちょっと2回戦からだいぶ力抜けたかなと思います。

── そんな相方が緊張しているとき、大澤選手はどう振る舞っていたのでしょうか?

大澤:もう自分が振るしかないんで、もう全部カウンター狙っていくつもりでしたね。硬くなっちゃってるとミス多いんで、どうにか浮いてもいいんで入れてもらって、自分が後ろ下がってカウンター狙ってみたいな展開でした。

特に大学生は速いボール相手にはすごい強いんですけど、自分のボールは山なりに飛んでいくので、それが合わなくて結構得点はできたのかなっていう感じの1回戦でしたね。

櫻井:僕は一生「とりあえず1本入れよう」と。そうすれば大澤選手がなんとかしてくれるんで。それだけの技量も待ち方も考え方も持ってるのが大澤選手なので、僕がまず「1本入れる」ことをクリアできるようにできれば、良い立ち上がりができるのかなと思います。

本当毎試合僕次第なので、そこがいまのところ課題ですね。


写真:櫻井勇治/大澤祐貴(ユージくんの卓球場)/撮影:ラリーズ編集部

── 2回戦はどうだったんでしょうか?

大澤:今度は逆に自分のミスが多くなってしまいました。実は全日本シングルス後に、ラケットをインナーからアウターに変えたんです。そうすると調整が難しくて、下からラケットが出ると全部オーバーミスしてしまって…。

櫻井:2回戦は自分がなんとか1回戦の借りを返せました。サーブも効いていたし、ドライブもしっかり入ってくれました。1回戦と2回戦で、うまく二人のバランスが取れた勝ち上がりでした。

2回戦が終わった後は、ファンの方からも「1回戦と全然違ったね」と言ってもらえました(笑)。

── 3回戦ではTリーガーの吉田蒼選手もいるペアとでした。

大澤:今日の3回戦は比較的どちらも理想的なプレーできたかなと思います。

櫻井: ただ吉田蒼選手のサーブがかなり低くて。レシーブを止めるのもこっちから仕掛けるのも結構難しかったですね。

吉田朋弥選手のサービスの展開になっても、吉田蒼選手の両ハンドが待ち構えているプレッシャーがエグかったですね。吉田朋弥選手も結構フォアでゴリゴリやってくるんで、両ハンドとフォアのバランスをどう崩してくかを考えて戦いました。

── 社会人として多忙な日々の中、このペアでの活動も充実していますね。

櫻井:ぼちぼち、なんとかやれています。ただ、もっと頑張らないといけませんね。

ダブルスで4回戦まで来れたのは、11年ぶりなんです。正直、またここまで来れるとは思っていませんでした。こうなると、次は「ベスト16入り」を目指したくなってしまいますね。

シングルスはもちろん出場目指して、まず初戦を突破したいですね。とりあえずまた12年後とかにならないようにしたいです(笑)。

今みんなにいじられてるんで。「次出るの12年後ですか?」って。

大澤:自分も今回の組み合わせ見ると、結構学生と当たるのが多かったので、ちょっとチャンスあるんじゃないかなと最初に思っていました。

第1シードの飯村選手と木方選手も過去に当たってたので、チャンス見出せたらなっていうのはずっと思ってたんですけど、なかなか16は甘くないなと。

1回だけ自分は混合ダブルスで大学4年生のときにベスト16に入ってるんで、次はこのダブルスもまず予選通過して、もっと上目指したいなって思います。


写真:櫻井勇治/大澤祐貴(ユージくんの卓球場)/撮影:ラリーズ編集部

── 来年は予選からも激戦になりそうですね。

櫻井:今年の全日本予選が、木造選手と松山選手が推薦だったので、出場枠が3つあったんですけど、今回1回戦でそのペアが負けてしまって、もし次の予選で出てくるとなると、それも含めた3枠なんで、実質残り2。相当頑張らなきゃいけないなと思いますね。

── でもファンの人も楽しみにしてると思うので、また会場やSNSを沸かせてください。

櫻井・大澤: はい! 頑張ります。ありがとうございました。

試合結果

男子ダブルス1回戦

加藤公輝(日本大)/横部叶愛(東洋大)1-3 櫻井勇治/大澤祐貴(ユージくんの卓球場)〇
13-11 / 6-11 / 6-11 / 7-11

男子ダブルス2回戦

村上莉羽/景山拓海(瀬戸内スチール)1-3 櫻井勇治/大澤祐貴(ユージくんの卓球場)〇
8-11 / 11-13 / 11-6 / 8-11

男子ダブルス3回戦

〇櫻井勇治/大澤祐貴(ユージくんの卓球場)3-1 吉田朋弥(中越運送)/吉田蒼(新潟産大附高)
11-8 / 5-11 / 11-3 / 11-8

男子ダブルス4回戦

〇飯村悠太/木方圭介(明治大)3-0 櫻井勇治/大澤祐貴(ユージくんの卓球場)
11-9 / 11-6 / 11-7

全日本2026ダブルスの部 速報中

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