写真:国際卓球上大岡店の外観とスタッフの皆さん/撮影:ラリーズ編集部
卓球×インタビュー 「『楽しいから来たい』を増やしたい」ファンを生み出す接客の国際卓球上大岡店 スタッフが語る魅力とは
2026.04.30
お世話になっている卓球プレーヤーも多いであろう国際卓球株式会社。新宿区若松町に「国際卓球センター」として創業した昭和21年から長い歴史を積み上げている。
現在では、高田馬場、渋谷、上大岡、町田、所沢と5店舗を構えている日本国内最大級の卓球専門店だ。
前回は国際卓球渋谷店にお邪魔し、店長の坂本久美子さん、スタッフの星野雄馬さん、園田秀一さん、藤本晃大さんにそれぞれお話を伺った。
今回は、国際卓球上大岡店で店長の平松大輝さん、前店長の井上顕真さん、スタッフの瀬川幹さん、太田翔さん4名にお話を伺い、長く卓球人に愛される国際卓球の魅力に迫った。
>>「お店のファンになってもらう」創立66年の卓球専門店・国際卓球が意識する“愛される店舗経営のコツ”
このページの目次
上大岡店店長・平松大輝さん インタビュー
社長に直談判で入社
写真:国際卓球上大岡店の店長・平松大輝さん/撮影:ラリーズ編集部
その後、現エーアールアイ卓球スタジオ代表の祐コーチに指導をしていただき、大学時代は千木良T.P.C.でクラブ選手権に選手権監督で出場しました。
最初は正月セールに1日だけ入ったんですが、当時はガラポン抽選をやっていて、その担当をしていました。それが縁で、大学進学のタイミングから本格的にアルバイトをするようになりました。
「なんで働きたいの?」といったことを1時間ほど話しました。お客さんと用具の話をする時間が本当に楽しかったので、その気持ちを正直に伝えました。無事に採用していただいて、卒業後は上大岡店に配属されました。
個人差のある接客を統一化
写真:ラバーの基本的な違いや特徴をまとめた表を掲示/撮影:ラリーズ編集部
「この層のお客さんにはこのラバー」「次のステップはこの2択」というように、誰が対応しても基本的に同じ答えが返ってくるようにしたんです。そのうえで、最後の一押しは個人の主観で後押ししてあげるスタイルに。
ある程度パターン化することで、新しいスタッフでも自然と提案できるようになりました。
改善が必要な部分はちゃんと伝えますが、リスペクトを持って接することは常に意識しています。
落ち着いた接客で学校営業でも信頼が厚いスタッフ、子供たちとすぐに打ち解けられるスタッフ、年配のお客さんに慕われていて丁寧な接客が得意なスタッフ、自身も試合に出て店外でもどんどんつながりを作れるスタッフ、それぞれ全然キャラクターが違うんですよ。
その個性を活かして動いてもらっています。
写真:店内には、平松店長が考えた数十本の組み合わせのラケットが並ぶ/撮影:ラリーズ編集部
ラバーならシートの形状やスポンジの硬さ、ラケットなら使われている木材の種類など、組み合わせのパターンがだいたい頭の中でイメージできるようになりました。
店頭に並んでいるラケットとラバーの組み合わせも、ほぼ全部自分で考えて貼っています。
店長から見る卓球用具の今後
面白いものが生まれるとしたら、ルールが変わったタイミングかなと。表ソフトや粒高といったラバーが個性を発揮して何か流行る可能性はあるかもしれませんが、使用選手の母数が少ないのでメーカーさんも開発に踏み切りにくいですよね。
全日本後にプロ選手の使用者が増えて、一般ユーザーにも徐々に広がってきている感じがしますね。
写真:在庫量も豊富/撮影:ラリーズ編集部
あとは、試打用のラケットをメーカーさんにご提供いただいて、充実させていけたらと思っているので、そこも強みにしていきたいです。
ラバー張り替えだけで帰っていく店ではなく、来るたびに何か発見があったり、スタッフと話すのが楽しみになるような、そういうお店にしていきたいと思っています。
上大岡店元店長・井上顕真さん インタビュー
母も元アルバイト店員
写真:国際卓球上大岡店元店長・井上顕真さん/撮影:ラリーズ編集部
子どものころから上大岡店によく通っていて、両親も卓球をやっていたので一緒に来ていました。あとは、母が上大岡店でアルバイトをしたこともあって、思い入れの強いお店でした。
ただ、そのときはタイミングが合わなくて一度はお断りしました。その後、上大岡店でスタッフが退職するタイミングがあり、改めて声をかけていただいて入社したという感じです。
むしろ店に通い詰めていたので場所も把握してましたし(笑)、すごく自然に入れたかなと思います。
情報交換も兼ねた、横浜市を駆け回る外商活動
写真:店内の壁には様々なトップ選手のサインが/撮影:ラリーズ編集部
あとは、いろいろな学校を回るなかでそれぞれの練習方法や環境づくりの工夫を聞いて、「あの学校ではこういう練習をされてますよ」という形で、別の学校にも伝えることはしています。
それが少しずつ役立ってもらえているのかなと。
町田店と分担しているエリアもあるので、それ以外は基本的に上大岡店で担当している感じです。
ファンがつく接客
年に2回のセールにしか来ない方でも「前回対応してくれましたよね」って覚えてくださっていたりするので、お客さんとの積み重ねでできてきた関係だと思います。
瀬川も道具へのこだわりがすごくて、太田は使った感想から入るタイプ。それぞれのマニアックさが違う方向に向いていて、道具のレビューを言い合ってる感じになることも多いです(笑)。
細かくいろいろ説明しすぎると、お客さんによっては「で、結局どれがいいの?」とパニックになってしまうこともあります。「硬いラバーが弾みすぎるなら、柔らかいやつにしますか?」ぐらいの、分かりやすくシンプルな言葉で伝えることを意識しています。
マニアックな方はちょっと物足りないかもしれないですけど(笑)。
世界情勢が用具の仕入れにも大打撃
写真:国際卓球のオリジナルウェア「レリア」/撮影:ラリーズ編集部
あとはロシア・ウクライナ情勢でラバーの入荷が止まった時期も苦しかったです。全日本などの大きな大会に出る選手が「他店でも見つからなくて、最後にここに来た」という感じでいらっしゃることが多くて。
なんとかしてあげられた方もいましたし、どうにもならなかった方もいて、心苦しい時期でしたね。「モリストSP」や「ファスタークG1」あたりはとくに品薄でした。
肩と胴体でデザインを変えていたり、グレープ(紫)やオリーブといった他ではあまり見ない色を採用していたり、こだわりが強く出ているなと。セットアップという形式もブランドとして初めての試みで、さらにソックスまでセットにしたというのは、本当に細部までこだわったんだなという感じがしました。
上下プラスソックスまで全部オリジナルで揃えてもらえたら嬉しいですね。
上大岡店スタッフ・瀬川幹さん インタビュー
自衛隊員から卓球ショップスタッフに
写真:ラバー売り場の様子/撮影:ラリーズ編集部
去年の春から国際卓球上大岡店で働いていて、販売、ラバーの貼り付け、レジなど店頭業務をメインで担当しています。
転職先は他の選択肢もあったんですが、やっぱり卓球が好きだったので、「好きなことを仕事にしたい」という気持ちが強かったですね。
お客さんの反応が接客の自信に
自分の知識が間違っていなかったという確認にもなりますし、やっぱりそこが一番嬉しいです。
写真:スタッフが考えるおすすめを店内に掲示/撮影:ラリーズ編集部
私自身、昔「これを使え」と言われたものを長く使い続けた経験があって、信頼できる人の言葉じゃないと聞きたくないタイプだったんですよ。お客さんも答えを求めて来てくれているので、失敗させたくないという気持ちがすごく強いです。
用具自体は本当に種類が多くて、ラバーだけでもラックにずらっと100枚以上並んでいますから、他のスタッフに確認することもまだありますけど、ちゃんと答えられるようになりたいですね。
ただ、朝はみんなテンション低いです(笑)。スロースターターが揃っていますね。
去年アジアベテラン大会があったときに海外のお客さんが来てGoogle翻訳でやりとりしてくれて、最後に「ありがとう、良かった」と言ってもらえたんですが、それがすごく嬉しくて。海外の方もぜひ来てほしいですね。
上大岡店スタッフ・太田さん インタビュー
接客未経験からスタート
写真:国際卓球上大岡店入り口の様子/撮影:ラリーズ編集部
転職を考えたタイミングで「卓球業界で働いてみたい」という気持ちがあって相談したところ、ちょうど求人が出ていたので応募しました。今は入社して約2年で、接客、レジ、メーカーへの発注対応など、店舗業務のほとんどをやっています。
スタッフから見る上大岡店
写真:試打スペースでは、この膨大な量の組み合わせを試し打ちも/撮影:ラリーズ編集部
用具に迷ったら、試打をたくさんして確かめてほしいですね。スティガの「HELIX」シリーズなど最新ラバーの試打もできますよ。
平松さんは構造や素材の話から入るタイプで知識量がすごくて、瀬川さんも道具へのこだわりが強い。自分はどちらかというと実際に使った感覚から話すタイプで、平松さんが理論派なら自分は感覚派というか。
そういう違いがあるから、いろんなお客さんに対応できるのかなとは思います。
写真:国際卓球初の卓球教室「ル・クール横浜」は上大岡店の近く/撮影:ラリーズ編集部
前回の渋谷店でのインタビューに続き、上大岡店の平松さん、井上さん、瀬川さん、太田さんの4名から上大岡店の特徴についてお伺いできた。
4人が揃って口にしたのは、面白く個性が光る職場だということ。スタッフそれぞれの良さを活かした接客で、ファンが再び立ち寄りたくなる店舗を経営していることが分かった。
今後の国際卓球に注目だ。
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画像:国際卓球春のスペシャルセール2026/提供:国際卓球
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メーカー賞:ラケット・ラバー等
※抽選結果はセール終了後に店頭及びホームページで発表します。






