写真:キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 男子日本の2回戦の相手、カザフスタンって強いの? エースは世界ランク58位で過去に張本にも勝利<世界卓球2026>
2026.05.05
戦型:右シェーク裏粒
<2026 ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会(団体戦) 日程:4月28日~5月10日 場所:ロンドン(イギリス)>
4日、ITTF世界卓球選手権ファイナルズ ロンドン大会で男子日本はベルギーに勝利して、2回戦進出を決めた。
日本の2回戦の相手はカザフスタン。1回戦ではアルバーロ・ロブレス率いるスペインに勝利して、2回戦に勝ち上がってきている。だが、「カザフスタンの卓球選手」と言われても、おそらくはピンとこない人のほうが多いだろう。
そこで今回は、日本が対戦するカザフスタン代表の選手について解説する。
エースは世界ランク59位
まず、カザフスタンのエースと言えば、文句なしでキリル・ゲラシメンコの名前が挙がる。
現在29歳のゲラシメンコは、世界ランキング59位。ドイツ・ブンデスリーガのウェルダー・ブレーメンに所属しており、シーズン後半に9連勝を果たした実力を持つ。
写真:キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)/撮影:ラリーズ編集部
今大会のグループステージでは難敵・エジプトと同じグループに入るも、6戦6勝でカザフスタンを1位通過に導いた。そして、先のスペイン戦でも2試合に出場していずれも勝利。8戦無敗で、エースとしての役割を果たしている。
日本戦でもこれまで通りエースとしての起用が予想され、その場合はこれまで通りのオーダーであれば、張本智和(トヨタ自動車)か松島輝空(個人)が対戦する可能性が高い。
では、張本、松島との対戦成績はどうなのか。
写真:松島輝空(※写真は2024年チャイナスマッシュ時)/提供:WTT
松島との対戦成績は松島の1勝0敗。2024年のチャイナスマッシュで対戦し、松島がストレートで勝利している。
この結果だけ見れば不安要素は少ないが、最後の対戦が1年以上前であること、そしてゲラシメンコ自身が今大会絶好調であることを考えれば、油断はできないだろう。
写真:張本智和(※写真は2018年時)/提供:ITTF
一方の張本はというと、張本の4勝1敗でこちらも勝ち越し。ちなみに、張本の1敗は初対戦のときなのだが、その試合は2015年まで遡る。それ以降の試合ではすべて張本が勝利しており、「苦手な相手」という意識も少ないだろう。
だが、張本とゲラシメンコの対戦は8年前のアジアカップが最後となっているため、松島と同様の理由で決して油断はできない。
写真:アラン・クルマンガリエフ(カザフスタン)/撮影:ラリーズ編集部
また、カズフスタンはゲラシメンコだけのチームではない。2番手として控えるアラン・クルマンガリエフも強敵だ。
クルマンガリエフはまだ19歳の若手選手だが、10代前半より国際大会に出場しており、国際舞台の経験は豊富。2月に開催されたアジアカップにも出場し、予選リーグを突破して決勝トーナメントに進出している。
今大会では、クルマンガリエフはゲラシメンコと同様に2点起用されており、ゲラシメンコが2勝してクルマンガリエフが1勝する、というのがカザフスタンの勝ちパターンだ。
写真:キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)/撮影:ラリーズ編集部
このように、日本ではあまり馴染みのないカザフスタンだが、1回戦のベルギー同様、まったく油断できない相手なのだ。
男子日本は5日は試合がなく、6日にカザフスタンと対戦する。張本と松島をどこで起用するのか、それともどちらかを休ませるのか。
日本の選手起用も含めて、注目の一戦となるだろう。








