写真:全農杯2026年全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)千葉県予選会の様子/撮影:ラリーズ編集部
卓球インタビュー 千葉県卓球連盟105年目の歴史 ホカバ千葉代表19人が決定<全農杯2026年全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)千葉県予選会>
2026.07.12
<全農杯2026年全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)千葉県予選会 5月30日(土)旭市総合体育館>
千葉県卓球連盟の歴史は長い。
日本卓球協会と同じ時期に発足、2021年に100周年を迎え、現在105年目を迎える。
“連盟として一番の節目は”と千葉県卓球連盟理事長の大家仁さんに伺うと、即答だった。
「1991年、幕張での世界選手権が大きかったですね。南北が1つのチームになった『統一コリア』が結成され、女子団体で優勝した大会です。37万人の観客動員を記録しました」
写真:千葉県卓球連盟理事長の大家仁さん/撮影:ラリーズ編集部
1991年に千葉市の日本コンベンションセンター(現・幕張メッセ)で開催された「第41回世界卓球選手権大会(幕張大会)」は、卓球という競技の枠を超え、世界のスポーツ史・外交史にその名を刻む、歴史的な大会となった。
南北統一チーム実現の裏には、元世界チャンピオンで、当時国際卓球連盟(ITTF)会長職にあった荻村伊智朗(おぎむら いちろう)氏の並々ならぬ熱意があったことはよく知られている。
「緑色の卓球台、白いボール」から、テレビ映えを意識した「鮮やかなブルーの卓球台にオレンジ色のボール、それに伴う白いユニフォーム」が導入されたのも本大会だ。この歴史的な大会を裏方として支えた自負と記憶が、千葉県卓球連盟には流れている。
「荻村さんが、私の大学の大先輩であることもあって、余計に印象深いのもあります」
自身も1980年の全日本ダブルスで優勝経験を持つ大家さんは懐かしそうに振り返った。
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ポイント制を組み合わせに導入
写真:会場の旭市総合体育館/撮影:ラリーズ編集部
さて、全農杯全日本ホカバの千葉県予選だ。
千葉県は、全日本カデットで4年連続で千葉出身の選手がランク入りするなど、近年、小学生世代の強化が進んでいる。日本でも有数の強豪クラブ・マイダスで育ち、現在は木下アカデミーに所属する小学6年生の鈴木希華選手が千葉県の一般の部で優勝し、県初の小学生県チャンピオンが誕生したことも明るい話題だ。
ホープス、カブ、バンビ男女の各カテゴリとも代表枠は3人。レベルの高さや、県の協会登録人数が約14,000人と想定的に多いことを踏まえると、小学生世代の登録人数増加は積年の願いだろう。
その中で千葉県卓球連盟は、ポイント制も導入して組み合わせに反映することや、ベンチコーチ事前申告の徹底など、公平性にも配慮しながら大会運営を心がけていた。
裏方で支える大人たちが整える試合環境の中で、子どもたちは懸命にプレーしていた。
写真:吠える/撮影:ラリーズ編集部
写真:気迫のこもったガッツポーズ/撮影:ラリーズ編集部
写真:父としての高木和卓さんの姿も/撮影:ラリーズ編集部
写真:目線を合わせてアドバイス/撮影:ラリーズ編集部
写真:粘り強いカットが光った/撮影:ラリーズ編集部
地域の魅力が詰まった副賞
全農杯全日本ホカバは全国47都道府県予選会すべてに全農が特別協賛している。
千葉県予選会の副賞には、温暖な気候と肥沃な大地に育まれた房総ポークや落花生、県オリジナル品種の米「粒すけ」など、千葉県を代表する農畜産物が並んだ。
1位の副賞は、千葉県産ブランド豚「房総ポーク」を使用した加工品詰合せである。
写真:1位副賞の房総ポーク加工品詰合せ/提供:JA全農ちば
房総ポークは、飼料に国産米や海藻粉末を加え、豚肉特有のにおいを抑えながらあっさりとした味わいを実現しているのが特徴とのことで、県内の生産者が愛情とこだわりを持って育てているという。
写真:焼くと美味しそうな香りが立ち上る/撮影:ラリーズ編集部
写真:後日、房総ポーク加工品詰合せを食べる子どもたち/撮影:ラリーズ編集部
「千葉県には40近い銘柄豚が存在しますが、房総ポークは県主催の千葉県肉豚共進会において、最高賞である農林水産大臣賞を高い割合で受賞しています。県内で高い評価を受けるブランド豚のひとつですね」
JA全農ちば管理部総合企画課の小柴拓巳さんも、その味わいに胸を張る。
写真:JA全農ちば 管理部総合企画課の小柴拓巳さん/撮影:ラリーズ編集部
2位副賞:落花生詰め合わせ
2位には、全国有数の産地として知られる千葉県産落花生の詰め合わせが並んだ。
写真:2位副賞の落花生詰め合わせ/提供:JA全農ちば
今年(2026年)は千葉県で落花生栽培が始まってから150周年、山武市の牧野萬右衛門氏が、神奈川県から種子を購入して栽培を開始したことが起源とされている、と千葉県落花生の“豆知識”を小柴さんが教えてくれた。
「八街市などを含む千葉県の北部は、富士山や箱根山の火山灰が降り積もった関東ローム層(火山灰地)で土が柔らかく水ははけが良いため、千葉県で落花生栽培が広く普及していきました」。
その千葉県産落花生の味は、香ばしさと豊かな風味、焙煎しても苦みが出にくいことが特徴とのこと。
今回の副賞は、殻付きのまま焙煎した「いりざや」、薄皮付きのまま楽しめる「すいり」、バターピーナッツ、甘納豆など、さまざまな味わい方の楽しめる詰め合わせとなった。
3位には、その名の通り粒の大きな品種の千葉県産の精米「粒すけ」2kg、そして参加賞には「ニッポンエール 豊水梨グミ」が贈られた。
写真:3位副賞の精米「粒すけ」2kg/提供:JA全農ちば
千葉県予選会 結果
※各カテゴリー上位3名が千葉県代表
ホープス男子
1位 吉岡良(マイダス)
2位 高木和駿(マイダス)
3位 藤山悠大(Fortis)
写真:1位 吉岡良(マイダス)/撮影:ラリーズ編集部
写真:ホープス男子入賞者/撮影:ラリーズ編集部
ホープス女子
1位 石丸結楓(Fortis)
2位 平原優羽(T−Field)
3位 石丸佳歩(リバティ)
写真:1位 石丸結楓(Fortis)/撮影:ラリーズ編集部
写真:ホープス女子入賞者/撮影:ラリーズ編集部
カブ男子
1位 須藤晴(オアシスJSC)
2位 カルナナヤカ璃穏(La.VIES)
3位 李悠然(TOMAX)
写真:1位 須藤晴(オアシスJSC)/撮影:ラリーズ編集部
写真:カブ男子入賞者/撮影:ラリーズ編集部
カブ女子
1位 佐藤優朱(リバティ)
2位 山田莉愛(T−Field)
3位 小倉すず(La.VIES)
写真:1位 佐藤優朱(リバティ)/撮影:ラリーズ編集部
写真:カブ女子入賞者/撮影:ラリーズ編集部
バンビ男子
1位 鈴木勇翔(マイダス)
2位 池田光汰(栄スポ少)
3位 石丸瑛絃(Fortis)
写真:1位 鈴木勇翔(マイダス)/撮影:ラリーズ編集部
写真:バンビ男子入賞者/撮影:ラリーズ編集部
バンビ女子
1位 渡邉葵実(青野クラブ)
2位 吉谷心来(T−Field)
3位 春日希海(T−Field)
写真:1位 渡邉葵実(青野クラブ)/撮影:ラリーズ編集部
写真:バンビ女子入賞者/撮影:ラリーズ編集部
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