県初戦敗退から2年で全国初出場&初勝利のFCI明徳「これからにつながる大きな1勝」<卓球・インターハイ2026> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:山田大翔(FCI明徳・愛媛)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 県初戦敗退から2年で全国初出場&初勝利のFCI明徳「これからにつながる大きな1勝」<卓球・インターハイ2026>

2026.08.15

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Rallys編集長。学生卓球を愛し、主にYouTubeでの企画を担当。京都大学卓球部OB。戦型:右シェーク裏裏

<第95回全国高等学校卓球選手権大会 日時:8月13日~17日 場所:大阪府・Asueアリーナ大阪(大阪市中央体育館)>

13日、第95回全国高等学校卓球選手権大会(以下、インターハイ2026)が開幕し、男女学校対抗1・2回戦が行われた。

男子学校対抗で今大会唯一の初出場校となったFCI明徳(愛媛)。正式名称は「FC今治高等学校明徳校」で、2024年度の校名変更とともに卓球部が本格的に活動をスタートした。

創部初年度の愛媛県総体男子学校対抗では、1回戦で松山聖陵に2-3で敗戦。全国の舞台には遠いところからのスタートだったが、創部時に入部した1期生が3年生となった今年、愛媛県予選を勝ち抜き、創部3年目でインターハイ初出場を果たした。


写真: FCI明徳(愛媛)/撮影:ラリーズ編集部

迎えた全国初戦では、帝塚山(奈良)に3-0で勝利。続く2回戦では鳥取城北(鳥取)に0-3で敗れたものの、創部3年目の新鋭がインターハイで記念すべき1勝を刻んだ。

試合後、FCI明徳の3年生・矢野友翔と、矢野昭彦監督が取材に応じた。

FCI明徳・矢野友翔 コメント

── インターハイの学校対抗で2試合を戦いました。大会を振り返っていかがですか?

矢野:全国の高い壁を感じました。自分たちの持ち味であるプレーは、ある程度できたと思います。

ただ、その壁を乗り越えるためには、今までとは違うプレースタイルも身につけなければいけないと痛感しました。

── 全国の選手との違いを、特にどんな部分で感じましたか?

矢野:一番はプレーの安定感です。あとは、サービスやレシーブも、自分たちにはまだまだ足りないと感じました。

── 初めて学校対抗でインターハイに出場できた喜びはいかがでしたか?

矢野:学校対抗で初出場が決まったときは、言葉では言い表せないぐらいうれしかったです。

── 実際にインターハイで戦い、会場の雰囲気をどのように感じましたか?

矢野:県予選とは違い、いろいろな強豪校や各都道府県のトップレベルの選手が集まっていて、圧倒されました。自分が1回戦の1番で出たときは、第1ゲームで会場の雰囲気にのまれそうになりました。

でも、自分の力を出せた部分もしっかりありました。

── FCI明徳のチームとしての良さや強みを教えてください。

矢野:一人ひとりの個性が豊かなところです。プレースタイルもそれぞれ違うので、そこがチームの強みだと思います。

── 今後、後輩たちにどのようなチームを作っていってほしいですか?

矢野:まずは、今の自分たちよりもさらに上を目指せるような空気をつくってほしいです。チームとして、もっと一致団結してもらえたらうれしいです。

── この後に行われる男子シングルスへの意気込みをお願いします。

矢野:昨年の男子シングルスは初戦で負けてしまいました。今年は昨年の自分よりもさらに上を目指して、頑張っていきたいです。

FCI明徳・矢野昭彦監督 コメント

── 創部3年目で初めてのインターハイを戦いました。大会を振り返っていかがですか?

矢野監督:学校対抗でインターハイに出場するのは、本当に至難の業だと思っていました。その中で、選手たちはよく頑張ってくれたと思います。

ただ、2回戦で勝たせてあげられなかったことについては、私の指導力不足だったとはっきり認識しています。

── 今の3年生は、卓球部が本格的に活動を始めたときの1期生だそうですね。

矢野監督:今の3年生が1年生のときに卓球部ができて、「この子たちが3年生になるまでには、なんとか県代表になりたい」という思いで取り組んできました。

ただ、まだ影も形もない卓球部に「来てください」と誘うのは、なかなか大変でした。部員集めにも苦労しましたが、来てくれた子たちに後悔させないような3年間にしようと思っていました。

ここまでたどり着けたことで、一つ責任を果たせたかなとは思っています。ただ、もう少し勝たせてあげたかったです。

── 普段はどのくらい練習していますか?

矢野監督:週6日です。月曜日を休みにしています。

平日は1日4時間ほどで、休みの日は7時間から8時間ぐらい練習しています。それに加えて、自主練習や居残り練習をする選手も多いです。特に男子は残って練習する子が多いので、私も普段はなかなか帰れないですね(笑)。

── 初出場ながら、1回戦でインターハイ初勝利を挙げました。そのときの気持ちはいかがでしたか?

矢野監督:ベンチには後輩たちも入っていましたし、1、2年生も応援に来ていました。その後輩たちの前で、先輩が全国大会で勝つ姿を見せられたことは、これからにつながる大きな1勝だったと思います。

男子学校対抗1回戦

〇FCI明徳(愛媛)3-0 帝塚山(奈良)

〇矢野友翔 3-0 飯岡一輝
〇山田大翔 3-2 米田直弘
〇矢野友翔/石川翔健 3-0 米田直弘/倉本浩史郎
山口隼輝 – 松村奏佑
石川翔健 – 倉本浩史郎

男子学校対抗2回戦

〇鳥取城北(鳥取)3-0 FCI明徳(愛媛)

〇石田千翔 3-1 山田大翔
〇徳田大和 3-0 矢野友翔
〇石田千翔/杉田蓮 3-1 矢野友翔/石川翔健
杉田蓮 – 山口隼輝
前田文汰 – 石川翔健

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