写真:長﨑美柚(木下グループ)/金娜英(キムナヨン・韓国)ペア/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 長﨑美柚、ダブルス8強敗退で大会終幕「アジア選手権では結果を求めて」<卓球・チャイナスマッシュ2026>
2026.10.08
戦型:右シェーク裏粒
<卓球・チャイナスマッシュ2026 日時:10月1日~11日 場所:北京(中国)>
8日、チャイナスマッシュ2026は8日目を迎え、女子ダブルス準々決勝では長﨑美柚(木下グループ)/金娜英(キムナヨン・韓国)ペアと、陳熠(チェンイー)/LI Yihui(中国)ペアが対戦した。
長﨑/金娜英ペアが敗れる
試合は、第1ゲームから陳熠/LI Yihuiペアがリードを広げて先制。第2ゲームは、4-3から長﨑/金娜英ペアが6連続得点を決めて10-3に持っていくと、そのままの流れで長﨑/金娜英ペアがものにする。
写真:陳熠(チェンイー)/LI Yihui(中国)ペア/撮影:ラリーズ編集部
第3ゲームでは陳熠/LI Yihuiペアが4連続得点でリードすると、ラリー戦でリードを保っていく。陳熠/LI Yihuiペアが第3ゲームを制し、長﨑/金娜英ペアは後がなくなった。
第4ゲームは、金娜英のバックハンドドライブの得点を軸に4-6から7連続得点。長﨑/金娜英ペアが第4ゲームを制して最終ゲームに突入。
第5ゲームで長﨑/金娜英ペアが先に5点目を奪うが、陳熠/LI Yihuiペアが逆転する。10-8で陳熠/LI Yihuiペアがマッチポイントを握ると、最後は長﨑のチキータのボールが台を越えていった。
試合後、長﨑がインタビューに答えた。
長﨑美柚(木下グループ)コメント
写真:長﨑美柚(木下グループ)/金娜英(キムナヨン・韓国)ペア/撮影:ラリーズ編集部
── 今の試合はいかがでしたか?
昨日の試合と同じで、片方の展開ではすごく良いいけど、もう片方の展開が悪いという感じでした。
国際ペアなので、細かいコミュニケーションがすごく難しくて。今日の試合でもやることは正直わかってはいたんですけど、上手く伝えらなくて。もし伝えられていたら展開は違ったかなと思います。少しやり方を変えたら勝つチャンスがすごく大きかった試合だと思うので、その分ではすごく悔しいです。
── 取ったゲームは第2、第4ゲームでしたが、そのローテーション時にはやりやすいかった感覚ですか?
そうですね。それぞれの卓球スタイルも違いますし、私の感覚的にはボールによって工夫するつもりだったんですけど、金娜英選手は失点したらすぐ変えようか迷っていた部分があると感じました。
そこをうまくコントロールできなかったのも、自分の力不足だったのかなと思います。
── コミュニケーションが一番難しかったとのことですが、長﨑選手としてはどんな修正をすればチャンスがあると思っていましたか?
相手は初めてのペアリングで、片方はジュニア選手、片方はトップ10入りの選手ということで、できることとできないことの幅がすごく大きかったんです。なので、そのできない部分を狙った展開をもっと作れれば、ずっと有利な形になっていたんですけど、(私も金娜英選手も)どうしても自分たちがやりやすいボールをやってしまったなと。
結局そのボールというのは相手もやりやすいボールだったりするので、自分たちがやりにくくても、相手が苦手だと感じたら自信を持ってそれをやる。そこをやりきる部分が、私たち2人には足りなかったと思います。
第5ゲームの前半で、「この5本だけは頑張ろう」と金娜英選手に言って、そこはなんとかできたんですけど、それを第2ゲームだったり、第3ゲームのもう少し早めの展開から気付いて、できていたらなと思います。自分がそれをうまく伝えるのもそうですし、もう少し早く気づけたらなとは思いますね。
写真:長﨑美柚(木下グループ)/金娜英(キムナヨン・韓国)ペア/撮影:ラリーズ編集部
── 第5ゲームでは先に5点を取って、チェンジコートで有利なローテーションになったと思いますが、その後逆転を許してしまったのは、相手の苦手な点を突けなかったからでしょうか?
第5ゲームになると、ゲーム中に受けるボールが変わるので、私の感覚的には、チェンジコートをしたあとにもう一回スイッチを変えなきゃいけないんです。でも、今日はそれが少し混ざりながらのプレーになってしまいました。
切り替えがもう少し上手くできていれば、「じゃあこのゲームの時はこういうパターン」「このゲームではこういうパターン」と、はっきりさせられたと思います。
全部タラレバになってしまうんですけど、今日に関しては「あのときこうだったらな」と、後悔がたくさん残る試合だったかなと思います。
── 長﨑選手のチャイナスマッシュは今日で終了ですが、シングルス・ダブルス含めて今回の手応えはいかがですか?
正直、シングルスではどういう試合をしたか覚えていなくて。初日ということもあったんですけど、内容的な部分でも「ここは良かった、ここはダメだった」という部分がない試合だったので、これという手応えはまったく掴めていないです。
逆にダブルスでは、以前は自分が試合の中に入り込むタイプだったんですけど、色々な選手とペアを組ませてもらうようになって、最近は試合を俯瞰で見れるようになってきたのかなと。
「相手がここを待っているから、変えた方がいいな」という発想も以前より出るようになってきたかなと思いますし、パートナーや対戦相手によって調整する能力も、少しずつ付いてきたのかなと思っています。
── 今月末にはアジア選手権がありますが、今後に向けて一言お願いします。
アジア選手権は来年の世界選手権の代表枠がかかっています。自分としても選考会優勝で掴んだアジア選手権なので、世界選手権に出場できるように、シングルス、ダブルスともに絶対に勝つ気持ちで、結果を求めて頑張りたいと思います。
女子ダブルス準々決勝
写真:長﨑美柚(木下グループ)/金娜英(キムナヨン・韓国)ペア/撮影:ラリーズ編集部
〇陳熠(チェンイー)/LI Yihui(中国)3-2 長﨑美柚(木下グループ)/金娜英(キムナヨン・韓国)
11-5 / 4-11 / 11-8 / 6-11 / 11-8






