文:ラリーズ編集部
<卓球・チャイナスマッシュ2026 日時:10月1日〜11日 場所:北京(中国)>
チャイナスマッシュ2026は11日に最終日を迎え、男女シングルスの決勝が行われる。
女子シングルスでは佐藤瞳(日本ペイントグループ)が、男子シングルスでは松島輝空(個人)が、それぞれ準決勝を突破して決勝の舞台に立つ。
この結果、ある2つの記録が新たに刻まれた。
日本勢が男女でグランドスマッシュの決勝に
写真:松島輝空(個人)/撮影:ラリーズ編集部
グランドスマッシュは2022年のシンガポールスマッシュを皮切りに、これまで15大会が開催されてきた。
このうち、シングルスで決勝に進出した日本勢は3例しかない。2025年のUSスマッシュで張本智和(トヨタ自動車)が準優勝、2026年のUSスマッシュで松島が優勝、そして2026年のヨーロッパスマッシュで再び張本智和が準優勝という結果だ。
いずれも男子であり、女子シングルスでは決勝進出者が出ていなかった。これまでの最高成績は、2024年サウジスマッシュの早田ひな(日本生命)、2025年USスマッシュの伊藤美誠(スターツ)、2026年のUSスマッシュとヨーロッパスマッシュでの張本美和(木下グループ)による3位だった。
佐藤の決勝進出は、日本女子として初の快挙である。そして、松島も男子シングルスで決勝に進出したことで、グランドスマッシュ同一大会で日本勢の男女が揃って決勝進出という偉業を達成した。
中国以外で男女そろっての決勝進出も初
写真:松島輝空(個人)/撮影:ラリーズ編集部
さらに今回は、より大きな記録も。
これまで、グランドスマッシュで同一国の選手が男女揃ってシングルスの決勝進出は、中国勢しか成し遂げていなかった。
グランドスマッシュの女子シングルス決勝は、15大会中14大会が中国選手同士の対戦。唯一の例外が2025年USスマッシュで、このときは朱雨玲(ジュユリン・マカオ)が優勝し、準優勝が陳熠(チェンイー・中国)。中国以外の選手が女子シングルス決勝に進んだのは、この1例だけだ。
そして、同大会の男子シングルス決勝のマッチアップは、王楚欽(ワンチューチン・中国)と張本智和。つまり、女子決勝に非中国勢が立った唯一の大会でも、男女で同じ国が揃うことはなかった。
男子シングルスではモーレゴード(スウェーデン)やフェリックス・ルブラン(フランス)が優勝を経験しているが、いずれの大会も女子の決勝は中国勢同士。中国以外の国が男女シングルスの決勝を同時に占めるのは、グランドスマッシュ史上初めてとなる。
佐藤は王曼昱、松島は中国勢との決勝へ
写真:佐藤瞳(日本ペイントグループ)/撮影:ラリーズ編集部
今回女子シングルスで決勝に進出した佐藤は、準決勝で世界ランキング7位の陳幸同(チェンシントン・中国)を撃破。決勝の相手は、もう一方の準決勝で張本美和を下した王曼昱(ワンマンユ・中国)だ。
一方の松島は、準決勝で周启豪(ジョウチーホウ・中国)を下し、USスマッシュ以来、2大会ぶりの決勝進出を決めた。決勝の相手は、ウーゴ・カルデラノをフルゲームで破った林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)。
これでもしも佐藤と松島が勝利すれば、「グランドスマッシュ日本勢初のアベック優勝」という壮大な記録が樹立されることは言うまでもない。
日本卓球界にとって、記録づくめの最終日となる。
チャイナスマッシュ2026 最終日試合予定
女子シングルス決勝(日本時間 18:00〜)
王曼昱(ワンマンユ・中国)- 佐藤瞳(日本ペイントグループ)
男子シングルス決勝(日本時間 19:00〜)
林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)- 松島輝空(個人)








