写真:韓国オープンでの水谷隼(木下グループ)/伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部
大会報道 水谷隼・伊藤美誠ペア 抜群のコンビネーションで優勝なるか<オーストラリアOPダブルス見どころ>
2019.07.08
文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアープラチナ・オーストラリアオープン 2019年7月9日~7月14日>
7月9日から開催されるITTFワールドツアープラチナ・オーストラリアオープン男女ダブルス、混合ダブルスの見どころを紹介する。
男子ダブルス組み合わせと見どころ
写真:韓国オープンでの張本智和(木下グループ)/丹羽孝希(スヴェンソン)/提供:ittfworld
男子は戸上隼輔(同175位・野田学園高校)/宇田幸矢(同99位・JOCエリートアカデミー/大原学園)と、張本智和(同4位・木下グループ)/丹羽孝希(同12位・スヴェンソン)の2ペアが出場する。
張本智和/丹羽孝希ペアは、韓国オープンが初めてのワールドツアーとなり、韓国ペア・鄭栄植(同20位)/李尚洙(同14位)に敗れたが、練習時間が少なかった中でも、得意の速攻を武器に韓国ペアを苦しめた。今大会では、より息の合ったプレーで上位進出に期待がかかる。
17歳ペアの戸上隼輔/宇田幸矢は、6月のジャパンオープンではベスト8入りを果たしている。2013年世界選手権優勝ペアの陳建安(同39位)/荘智淵(同28位)に善戦するも、一歩及ばずベスト8に終わった。今大会では予選から登場する2人の快進撃に期待したい。
女子ダブルス組み合わせと見どころ
写真:ジャパンオープンでの木原美悠(JOCエリートアカデミー)/長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)/提供:ittfworld
日本からは平野美宇(同9位・日本生命)/芝田沙季(同15位・ミキハウス)と、木原美悠(同66位・JOCエリートアカデミー)/長﨑美柚(同41位・JOCエリートアカデミー/大原学園)の2組が出場する。
平野と芝田はシングルスでは巻き込みサーブ(手首を内側に巻き込むようにして逆横回転をかけるサーブ)からのラリーを得意としており、似た戦型のペアは韓国オープンではドイツの強豪ペアを破っている。
また木原美悠/長﨑美柚のエリアカペアは、ワールドツアーでもコンスタントに好成績を残しているペアだ。韓国オープンにはエントリーしておらず、およそ1か月ぶりのワールドツアーとなるが、どんな試合を見せてくれるだろうか。早くも楽しみである。
混合ダブルス見どころ
写真:韓国オープンでの水谷隼(木下グループ)/伊藤美誠(スターツ)/提供:ittfworld
混合ダブルスにエントリーしたのは水谷隼(同13位・木下グループ)/伊藤美誠(同7位・スターツ)のみ。韓国オープンでは合宿での練習通りのプレーで、初戦から息のあったプレーを見せてくれた。チャイニーズタイペイの林昀儒(同16位)/鄭怡静(同8位)を破るなど、高いポテンシャルを感じるペアで、今大会ではさらに完成されたプレーが期待される。