文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・スウェーデンオープン 2019年10月1日~10月6日>
スウェーデンオープン大会4日目、男子シングルス2回戦に丹羽孝希(10月世界ランキング11位・スヴェンソン)が試合に臨んだ。対戦相手はフランスのシモン・ゴジ(同20位)だ。結果はゴジがゲームカウント4-2で勝利した。
見ごたえあるラリーの応酬に
写真:シモン・ゴジ(フランス)/提供:ittfworld
ゴジは、世界卓球2019で現在世界ランク1位の許昕(シュシン・中国)を下しベスト8に入った実力者だ。対する丹羽も世界卓球でベスト8に入っており、激戦が予想された。
丹羽が前陣の速い打点でカウンターを、ゴジが中後陣から威力あるドライブを放つ展開で試合が進んだ。
ゴジの回転量あるドライブに対して、打点が速い分リスクの高いプレースタイルの丹羽はミスを誘われる。また、チャンスを作るもゴジのロビングを打ち抜けず、後ろから巻き返され逆襲を受けるなどし、丹羽は2ゲームを連続で落としてしまう。
丹羽は、持ち前の速攻で3、5ゲーム目を取るも、ゴジの威力あるドライブと簡単にミスをしない粘りを前になかなか得点を奪えない。
テクニシャン同士の試合は、ロビングやカットブロック、カウンターと見ごたえあるラリーの応酬となり、最後はゴジのスーパーカウンターでゲームセット。丹羽はゲームカウント2-4で敗れた。
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詳細スコア
丹羽孝希 2-4 〇ゴジ(フランス)
9-11/8-11/11-6/6-11/11-8/8-11