【選手コメントあり】吉村、松平、大矢ら出場の日本卓球リーグ(前期)が高知で開幕 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

卓球ニュース 【選手コメントあり】吉村、松平、大矢ら出場の日本卓球リーグ(前期)が高知で開幕

2018.05.30

文:ラリーズ編集部

※トップ写真は大矢英俊(東京アート)

<平成30年度前期日本卓球リーグ高知大会 5月30日〜6月3日、高知県立県民体育館>
卓球の実業団最強を決める日本卓球リーグ前期大会が30日より高知で開催される。

トップリーグとなる日本リーグ1部は男女8チームずつが加盟しており、前期・後期の各シーズンでチャンピオンを決めた後、プレーオフ(JTTLファイナル4)で年間王者を決める。

男子の昨年度年間王者の協和発酵キリンは、世界卓球選手権への出場経験のある松平賢二ら主力選手に加え、リオパラリンピック出場の岩渕幸洋がエントリー。スポーツの各競技を見てもパラアスリートが健常者のトップリーグに出場するケースは珍しく、注目が集まっている。

また、27日にITTFワールド・ツアー香港オープンでセンセーショナルな優勝を遂げた吉村和弘が、所属の愛知工業大学からエントリー。26日に春の関東学生リーグ優勝を決めた明治大学主将の渡辺裕介も高知選抜チーム(地元高知の明徳義塾中高の現役OB混声チーム)からスポット参戦するなど、活躍中の学生アスリートの参戦も大会の目玉の一つだ。

張一博、高木和卓ら元日本代表メンバーが揃う東京アートを主将として率いる大矢英俊に日本リーグの見どころを聞くと「実業団選手は仕事と卓球を両立させながらも、ストイックに上を目指しています。一球一球に魂を込めてプレーしているのでそこを見て欲しいですね。僕の雄叫びも日本リーグ名物ですよ(笑)」とコメント。「(年間王者の)協和発酵の全選手をビデオで徹底研究し、対策はバッチリ。優勝しか考えられない。」と王者奪還への自信を覗かせた。

30歳の節目を迎えた東京アートの大矢。その豪快なプレースタイルと雄叫びは健在だ。(写真提供:卓球レポート)

その他、各チームの主力選手からラリーズに寄せられたコメントは以下の通り。

協和発酵キリン 松平賢二主将
今年度は選手が4人と少なくなりましたが1人1人が最高のパフォーマンスをし、和となって優勝を掴み取りにいきます。その「和」の中には応援してくださる方々も含まれています。どうか会場に来て皆さんの声援で僕たちの背中を押してください!一緒に戦いましょう!会場でお待ちしております。

リコー 松生直明主将
昨年は創部初のファイナル4に進出することができました。今年はチーム一丸となり、創部初の優勝を目指してがんばります。

シチズン時計 御内健太郎主将
優勝から遠ざかること23年。チームで最高の思いを味わう為に、日々努力を重ねてきました。今年こそシチズンが優勝するんだ!という思いといつも応援して下さる会社関係者、家族、友人、シチズンファンの皆様の思いを胸にチーム一丸となり優勝目指して頑張ります。御声援よろしくおねがいします。

愛知工業大学 吉村和弘主将
学生チームとして日本リーグに出られるということに感謝をし、チームとして優勝を目指していきます!!熱い日本リーグの試合を繰り広げたいです。

高知県選抜 渡辺裕介主将
今回は中学、高校と6年間過ごした高知県で日本リーグが開催されるのでとても楽しみです。慣れ親しんだ地で中高の監督の佐藤監督にベンチに入っていただき、プレーすることはとても楽しみです!メンバーはOBと現役の明徳義塾の選手なのでみんなで力を合わせて2部優勝できるように全力で頑張っていきたいと思います!

尚、大会の様子はインターネット動画配信サイトLaboliveでも全試合生中継が予定されている。
http://jttl.labolive.com/

大会公式サイト(日本卓球リーグ実業団連盟)はコチラ

トップ写真:築田純/アフロスポーツ