世界卓球釜山大会、再延期が決定 2021年大会も日程再検討へ | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:世界選手権ブダペスト大会会場/撮影:ラリーズ編集部

卓球プレーヤー向け 世界卓球釜山大会、再延期が決定 2021年大会も日程再検討へ

2020.06.25

文:ラリーズ編集部

国際卓球連盟(ITTF)は6月23日、ITTF執行委員会を開催し、世界卓球釜山大会を2021年初旬に延期することで大会組織委員会と合意したと発表した。詳細な日程は7月10日に行われるITTF実行委員会にて決定される。

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世界卓球は2021年初旬開催へ

新型コロナウイルス感染の拡大が続く中、大多数のチームが2020年9月韓国に渡航できる可能性が低いことを理由に、ITTF実行委員会は釜山現地組織委員会との間で2021年初旬への延期に合意がなされた。正確な開催日は、2020年7月10日開催の次回の実行委員会で決定される。

また、2021年世界卓球個人戦をアメリカ・ヒューストンで開催するため、可能な選択肢を検討しているが、当初の日程(2021年6月17日~26日)での開催は不可能となる見通しも合わせて発表された。

今後の大会開催について

ITTFは、当初の計画通りに国際大会を開催できない場合に備え、2020年の残りの期間に実施可能性のある代替イベントを模索している。

ただ、新型コロナウイルスの感染拡大は現在も続いており、ITTFは最終決定を下す前に状況が改善されるのを待つことになるだろう、としている。

また、今年の男女ワールドカップの開催についても状況を注視しており、すべてのイベントは参加者の健康と安全を最優先に考えるとのことだ。

ITTF執行委員会では7月10日に再び議論が行われ、今後の決定事項について発表される。

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