文:ラリーズ編集部
日本卓球協会は27日、2021年全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)において、男子ダブルス、女子ダブルス、混合ダブルスの3種目の開催を中止することを発表した。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、競技種目を限定し、男子シングルス、女子シングルス、ジュニア男子シングルス、ジュニア女子シングルスの4種目で本大会を開催する方向で準備を進めるとしている。
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シングルスのみでの全日本開催を目指す
日本卓球協会は、全日本開催に向け、ダブルスを実施しないことを決めた。
日本卓球協会は、NTC(ナショナルトレーニングセンター)の利用におけるガイドラインで「ダブルスの練習をしない」ことを定めており、日本代表合宿でもダブルス練習は当面見合わせることを明かしていた。
昨年は伊藤が2冠
写真:三部航平と及川瑞基(ともに専修大)/撮影:ラリーズ編集部
2021年1月11日~17日の日程で、丸善インテックアリーナ大阪にて開催予定となっている2021年の全日本。
昨年の2020年大会では、男子ダブルスで三部航平/及川瑞基(当時専修大)が初優勝を果たしていた。また、女子ダブルスで伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)が、混合ダブルスで森薗政崇(BOBSON)/伊藤美誠(スターツ)が優勝を果たし、伊藤が3年連続でダブルス2冠を達成していた。
写真:森薗政崇(右・BOBSON)・伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部
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