張本智和が語る"大逆転優勝"の秘密「このサービスを出して取られたら後悔はない」J SPORTSオンデマンドで独占配信 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:番組収録に臨んだ張本智和(IMG)/提供:J SPORTS

卓球プレーヤー向け [PR] 張本智和が語る“大逆転優勝”の秘密「このサービスを出して取られたら後悔はない」J SPORTSオンデマンドで独占配信

2022.09.02

取材・文:ラリーズ編集部

張本智和(IMG)は、なぜ林高遠(リンガオユエン・中国)にゲームカウント0-3の窮地から大逆転し、優勝できたのか。


写真:WTTチャンピオン決勝での張本智和(IMG)/提供:WTT

日本の卓球ファンを熱くさせたあのWTTチャンピオン決勝戦、その奇跡の理由を、張本本人が解説しながら試合を振り返る豪華な番組が「J SPORTS」で9月3日に放送・「J SPORTSオンデマンド」で配信されるという。
※リアルタイムで見られない場合も「J SPORTSオンデマンド」からいつでも視聴可能

本記事では、そんなスペシャルな番組の一部をご紹介する。

活路を見出していた中での逆転負け

この大会を通して、林高遠は“別格”の強さを見せていた。

1回戦で林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)との激戦を制すと、2回戦以降はティモ・ボル(ドイツ)、宇田幸矢(明治大)、荘智淵(チュアンチーユアン・チャイニーズタイペイ)の3選手を、全てストレートで下して決勝に勝ち上がっていたのだ。


写真:今大会の林高遠の強さは“別格”だった/提供:WTT

メンタル面の脆さを指摘されがちな林高遠だが、番組内で張本が「メンタル勝負に行く前に負けてしまうんじゃないかという不安があった」と語るように、張本戦の序盤はメンタル面の脆さを微塵も感じさせないプレーでポイントを重ねていった。

そして、あっという間に2ゲームを連取された張本は第3ゲームで修正をかけた。

「自分のサービスの回転とコースを変えることを意識しました。特にナックルのサービスをフォアとバック前に出すことを意識して、自分が3球目攻撃をしやすいように意識して出しました」


第3ゲームで張本はサービスに修正をかけた/提供:WTT

そのおかげか、第3ゲームでは張本はサービスからの得点が増え、先にゲームポイントを奪取する。

しかし、ここで終わらないのが今大会の林高遠。すぐに追いつきデュースまで持ち込むと、14-12で制してゲームカウント3-0とし、林高遠が優勝に王手をかけた。

「3ゲーム目は活路が見いだせてた中での逆転(負け)だったので、いつも以上にメンタル的にきつかったです」


第3ゲーム、張本はサービスで活路を見出していた中で逆転負けを喫した/提供:WTT

試合をしている張本でさえこう思うのだから、リアルタイムで観戦している卓球ファンが「これは勝負あったかもな…」と思ったとしても無理はない。

しかし、ここから張本が覚醒する。

第4ゲームから、逆襲が始まったのだ。

大逆転劇の序章「相手はビックリしたんじゃないかな」

第4ゲーム開始前の心境を張本はこう語った。

「もうあとがないので、できるだけ攻めて、積極的に攻撃していこうと思っていました」


張本は第4ゲーム序盤から積極的な攻めを見せた/提供:WTT

その言葉通り、攻撃の姿勢を見せた張本は、第4ゲームの0-0から3点連続で得点した。

「出だしから3球目攻撃もできていたので、そこが相手はビックリしたんじゃないかなと思います」

そこから順調にポイントを重ね、7-5と2点リードした場面ではサービスエースと得意のチキータで2点を連取する。

「いつもフォア前に出しているサービスをバック前に変えてサービスエースが取れたので、ここでフォア前とバック前に散らしていけば、サービスエースは取れるのかなと思いました」


「相手は下回転サービスが来るとわかっていたと思うんですけどそれでもネットにかけてしまったと思います」/提供:WTT

この場面で下回転サービスでサービスエースを取り、9-5にリードを広げたことが「このゲームを取れた要因」と張本は語った。

このようにして、敗色濃厚のムードが漂う中、強気な姿勢と下回転サービスで張本は第4ゲームを制し、第5ゲームに望みを繋いだ。

そこから続く第5ゲームで張本はどのような作戦で戦い、林高遠を下したのか。そして、番組内では張本が自身のサービスの種類も公開!

「僕のサービスは5種類あって…」

世界で戦う“日本のエース”が使う5種類のサービスとは果たして…?

さらに、第6ゲームの6-10と追い詰められた状況で出した「このサービスを出して取られたら後悔はない」と張本が語ったサービスとは…?

続きは「J SPORTSオンデマンド」で

この続きは、ぜひ「J SPORTSオンデマンド」で配信されるスペシャル番組をご覧いただきたい。

「J SPORTSオンデマンド」の「卓球パック」は月額1,100円(税込)、25歳以下なら550円(税込)でここでしか見られない卓球番組が見放題となっている。

「けど、加入手続き難しいんじゃない?」

そう思ったそこのあなた。

その判断を下す前に、私が「J SPORTSオンデマンド加入は誰でもできるのか」を体当たりで検証した以下の記事をご覧いただきたい。

張本のそれと比べればささやかだが、私の“逆転”加入の様子を楽しんでいただけるだろう。

>>実録・J SPORTSオンデマンド加入は本当に簡単か めんどくさがり編集部員が試してみた

放送/配信について

放送

番組名:大逆転優勝!張本智和が語る 卓球WTTチャンピオンズ ブダペスト大会 男子シングルス決勝
放送:J SPORTS 1
日時:2022年9月3日(土)24:00〜25:30 ※9月4日(日)0:00〜1:30

※リアルタイムで見られない場合も、下記の「J SPORTSオンデマンド」からいつでも視聴可能

配信

配信:J SPORTSオンデマンド

※見逃し配信としてJSPORTSオンデマンド上でいつでも視聴可能
※期間限定

スペシャル番組の宣伝動画(30秒)はこちら