文:ラリーズ編集部
2022年7月28日~7月31日で行われた全農杯 2022年全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)の特別番組が、LaboLiveで配信されている。
今年の全農杯ホカバは男子ホープスで平塚健友(フェニックス卓球クラブ)、カブで原澤駿太(卓桜会 栃木卓球センター)、バンビで樽井陸(イトウTTC)、女子ホープスで花沢夏琳(よ〜じ道場)、カブで松島美空(京都カグヤライズ)、バンビで木方菜々美(T.T彩たま)が熱戦を制し優勝を果たした。
今回の特別番組は、ホープスの部、カブの部、バンビの部に加え総まとめ版の計4本があり、それぞれ選手のコメントや試合のダイジェストが見られる動画となっている。
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「“本気で強くなりたい”と思ったきっかけの大会」
株式会社Labo Liveの高橋徹さん(青森山田中高→中央大学卒)は、今回の特別番組の撮影協力を通して、自身のホカバ時代を思い出したという。
写真:高橋徹(株式会社LaboLive)/撮影:ラリーズ編集部
「小学2年生の時に初めて出場して、負けてから“本気で強くなりたい”と思ったきっかけの大会でした。その思いがあったから今の自分があると思っています」。
初めてホカバの大会に出場してから、中高大と学生卓球界の名門・青森山田、中央大学で過ごし、社会人では、卓球の試合をライブ配信するLabo Liveで働き、「卓球業界で成長することができた」と振り返る。
写真:卓球の試合をライブ配信するlabo Live/撮影:ラリーズ編集部
また、高橋さんはホープスの部で、先日まで世界選手権代表として日本の3位に貢献した及川瑞基(木下グループ)と小学5年生時に対戦し、6年生時は現・実業団選手の一ノ瀬拓巳(日鉄物流ブレイザーズ)と対戦している。
写真:及川瑞基(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部
「すっかり忘れてました(笑)。及川や一ノ瀬に負けたのが懐かしいですね」と高橋さんは笑いながら振り返ったが、後に青森山田中高での6年間を過ごす仲間でありライバルとホカバで出会っていたのだ。
写真:一ノ瀬拓巳(日鉄物流ブレイザーズ)/撮影:ラリーズ編集部
「三部(航平)も含めて、及川、一ノ瀬とともに中学からは青森山田へ進学をしました。三部、及川を追い越そうと日々努力をしましたし、一ノ瀬とは本当に良いライバルとして生活をしていて、中央大学までの10年間一緒に過ごしてきた仲間でもあります」。
自身の学生卓球生活を懐かしそうに語る高橋さんは、続けて今のホカバの選手たちにもエールを送った。
「現地で撮影を行っていて、バンビの選手からレベルが高いと感じました。バックハンドも自由に使って、僕の時よりダイナミックなプレーが多いですね。子供たちには、両親や指導してくれる方々に感謝の気持ちを持ち、卓球を心から楽しむ気持ちを持ちながら、これからも卓球を頑張ってほしいです」。
“仲間やライバルと出会える”ホカバの良さが詰まった特別番組。ぜひご覧ください。